ヒメナ・オソリオ
vs 沙弥子 女子アトム級 5分3ラウンド
- インタビューを受けて下さりありがとうございます。この試合が決まった際の率直な感想をお聞かせください。
- オソリオ:まず第一に、私にとって日本で試合をすることは、ずっと夢だったんです。だからすごく興奮しました。最初は確定ではなくて、可能性があるという話を聞いただけの段階だったんですけど、それを聞いた瞬間から、どんどん日本で試合することを夢見るようになって。なので今は本当に嬉しいですし、もうどんな厳しい試合でもする気持ちもできています。
- オソリオ選手は今回がPANCRASE初参戦ですが、参戦が決定する前からPANCRASEという団体の事は知っていたでしょうか?もし知っていたとしたらどのような印象を持っていたでしょうか?
- オソリオ:PANCRASEはMMA界で長い歴史があるので、今回チャンスをいただけることにすごく感動しています。 私はもともとアマチュアMMAの選手だったので、最初はPANCRASEというイベントや団体があることを知りませんでした。当時はまだプロになることを考えていなかったので、正直、自分には関係のない世界だと思っていました。 でも、PANCRASEがどんなイベントで、どんな歴史のあるプロモーションなのかを知ってからは、本当に興奮しましたし、こんなところで自分が試合をするチャンスがあるんだと、すごく驚きました。
- オソリオ選手は37歳で、今回がプロ2戦目という、ファイターとしては比較的遅咲きのキャリアを歩まれている選手だと思います。これまでどのような経緯で格闘技を始められたのでしょうか? 格闘技を始めるきっかけとなった出来事や、それ以前に取り組んでいたスポーツなど、オソリオ選手のバックボーンについても教えていただけますでしょうか。
- オソリオ:子供の頃から空手をやりたかったんですが、家族に許してもらえなかったんです。それには経済的な理由もあって、自分で経済的に自立して、自由にできるようになるまで待たなければいけませんでした。 それで、27歳くらいのときに空手とキックボクシングを始めました。最初は普通に趣味として、一般の人と同じような感覚で練習を始めたんです。 私はもともと少し人見知りというか、シャイな性格だったんですが、格闘技を始めていく中で、自分自身がどんどん強くなっていく感覚や、格闘技が自分に与えてくれる力を感じるようになりました。 そして、試合に出るチャンスもあって、そこで初めて、トレーニングってこんなに素晴らしいものなんだ、そして27歳のように少し遅く始めても、自分の身体はこんなに変わることができるんだ、ということに気づきました。 そこからはもう、格闘技が自分にとって情熱になって、終わりのない道になっていきました。
- 今回の対戦相手の沙弥子選手の印象について教えて下さい。
- オソリオ:沙弥子選手はすごく経験のある選手ですし、タフな選手だと思います。なので、自分にとってかなりチャレンジングな相手になるし、厳しい試合になると感じています。 でも、それこそがこのスポーツの素晴らしいところだと思っています。常に前に進んで、常に新しいチャレンジをしていくものだと思うので。 もちろん、簡単な相手と戦うよりも、強い相手と戦ったほうが、自分自身も成長できます。だから私は簡単な試合をするために日本に行くわけではありません。本当の戦いをするために行きます。
- 沙弥子選手のどんな部分を警戒していますか?
- オソリオ:自分の試合プランにしっかり集中することが大事だと思っています。あまり焦ったり無理に熱くなりすぎたりせず、冷静に集中して戦いたいです。特に自分の感情を、しっかりコントロールすることが大事だと思っています。 アマチュアの試合は3分3Rなので、どうしても少し急いで戦う必要がありますが、今回は5分3Rなので、そこは全然違います。 今回がプロとして2戦目なので、まだ自分には経験が足りない部分があります。相手の沙弥子選手は自分より経験がある選手なので、そこはしっかり意識して、慎重に戦いたいと思っています。
- 今回の試合に勝つ上で1番重要になるポイントを教えて下さい。
- オソリオ:まずは自分自身をしっかりコントロールすること。そして、試合中は常に自分のゲームプランを実行することを意識したいです。 もちろん、沙弥子選手を自分のゲームプランに引き込んで、自分のペースで試合を進められるようにしたいです。
- 今回の試合を通して、PANCRASEファンの皆様にオソリオ選手のどんな部分に注目して欲しいですか?
- オソリオ:PANCRASEファンの方々には、自分のことをしっかり見てもらいたいと思っています。もちろん今回は勝ちたいですし、今回の試合だけで終わらせたくありません。 これからもっと成長して、より良い試合をしていきたいです。そして、ランキングもどんどん上げていって、将来的にはタイトルに挑戦するチャンスも掴みたいと思っています。
- 日本に来るのは今回が初めてでしょうか?日本や日本のMMAの印象について教えて下さい。
- オソリオ:日本に行くのは今回で2回目です。ただ、試合で行くのは今回が初めてです。 私は会計士をしていて、大学を卒業した後、3〜4年くらい前に5〜6か月ほどかけて世界を旅行したことがあります。日本にもそのときに訪れました。でも、そのときは1週間くらいの短い滞在で観光や街を見て回っただけでした。 なので今回が日本で初めての試合になります。日本は武道や格闘技の伝統や文化がすごく根付いている国だと思っていますし、日本のMMAもレベルが高いという印象があります。 それに日本の人たちはとても親切で、礼儀正しくて、相手を尊重する文化がありますよね。そういう日本の文化や人々の素晴らしいところも、今回日本に再度行くこととなり、改めて感じたいです。
- 今後PANCRASEでどのようなキャリアを築いていきたいですか?
- オソリオ:自分がどんなファイターなのか、そしてどんな選手なのかを日本でしっかり見てもらいたいです。 ウルグアイには、まだMMAの長い歴史があるわけではありません。でも、私たちも十分に高いレベルで戦えるということを証明したいです。 そして今回の試合だけで終わらせるのではなく、PANCRASEとはこれから長く関わっていきたいです。先ほども話したように、これからもっと成長して、PANCRASEの中でも高いレベルまで上がっていきたいと思っています。
- オソリオ選手の格闘家としてのキャリアのゴール、目標について教えて下さい。
- オソリオ:私はすごく競争心が強いアスリートです。現状に満足することがなくて、どちらかというと完璧主義なところもあります。 もともとはストライカーとして始めて、一度も負けたことがありません。南米のムエタイ選手権で金メダルを獲得して、その後、タイで行われたムエタイの世界大会でも2度メダルを獲得しました。 その次は「じゃあ、次はアマチュアMMAでパンアメリカンの金メダルを目指そう」と思って、実際にそれも達成しました。そしてIMMAFの世界大会にも出場しました。 だから今は行けるところまで、とにかく上を目指したいと思っています。トップレベルの環境やプロフェッショナルな環境が好きですし、大きな大会にも出たいです。そして将来的には、プロMMAで世界チャンピオンになることも目標にしています。 自分の身体が続く限り、そしてもちろん試合のオファーなど条件にもよりますが、行けるところまで行きたいです。
- オソリオ選手の趣味について教えて頂きたいです。試合や練習が無い休日などは何をして過ごしていますか?
- オソリオ:普段は月曜日から金曜日まで、8時間仕事をして、そのあとにトレーニングをしています。なので、趣味に使える時間はあまりありません。 でも、最近は新体操を始めました。これも趣味の一つで、MMAにも良い相乗効果があると思っています。それから、映画を見るのも好きです。 あとは、両親や姉妹と一緒に過ごす時間も大切にしています。家族と過ごすのが好きです。 それと、実は私は食べることも大好きです(笑)。特にお肉が好きで、ウルグアイのお肉はすごく有名なんです。ウルグアイには「アサード」というバーベキューのような伝統料理があって、毎週日曜日に家族みんなでアサードをするのが一つの習慣になっています。私もアサードが大好きです。
- 最後にPANCRASEファンに一言メッセージをお願い致します。
- オソリオ:ファンの皆さんには、素晴らしい試合になると思ってもらいたいです。厳しい試合になると思いますし、すごくエキサイティングな試合になると思います。 そして、ウルグアイから来た女子選手がPANCRASEで戦うのを、初めて見てもらえると思います。自分が持っているものをすべて出して必ず良い試合をしたいです。 そして、今回一度だけ日本に来て試合をするという気持ちではありません。これからもPANCRASEで戦い続けたいと思っています。 なのでPANCRASEファンの皆さんには今回だけでなく、これから何度も私の試合を見てほしいです。
| 女子アトム級 5分3ラウンド | ||||
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(リバーサルジム横浜グランドスラム)
8勝3敗
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vs | ![]() |
(MKO/ウルグアイ東方共和国)
1敗
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| 柔道歴10年に加え、機械体操、ボディビルの経験を持つ“フィジカルモンスター”沙弥子。2024年3月大会では、アトム級初代女王の座を懸けてSARAMIと対戦するも、自身の持ち味を発揮できないままKO負け。今回、約2年半ぶりの再起戦に挑む。対するは、2023年IMMAF世界選手権アトム級金メダリストの実績を引っ提げて、ウルグアイから初参戦となるオソリオ。ブランク期間にさらなる進化を遂げた沙弥子の復活劇か、南米から襲来する実力者が強烈なインパクトを残すのか。注目の女子アトム級戦。 | ||||


