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まずは格闘技歴、戦績、WWF参戦など教えてください。
ロン・ウォーターマン:小学生で始めたレスリング歴はもう25年になる。そのうちノースコロラド大学では5年間選手として活動して2年間はコーチを務めた事もあるんだ。今も時間があれば2人の息子たちにレスリングを教えてるよ(笑)。その後ファイトスタイルを総合格闘技に移行して戦績は9勝1敗1引分。バス・ルッテン杯ヘビー級トーナメントでは優勝して、U.F.C.にも3回出場したよ。日本ではU.F.C.J.でサトシ・ホンマに判定勝ちしたのは憶えてる? その後W.W.F.(現W.W.E.)プロモーターの目に留まってケンタッキーにある養成所で1年半トレーニング後8ヶ月ツアーに参加した。W.W.F.での2年間もハードトレーニングは欠かさなかったので9/29横浜大会までの2年半のブランクは問題ないよ。

パンクラスからの試合出場オファーが来て感想は?
ロン・ウォーターマン:試合は楽しいし総合格闘技にはすごく興味あるので自分に声がかかったのは光栄だね。パンクラスにはずっと出たいと思ってたんだけど、U.F.C.契約の関係で見送ってきたんだけどやっと念願が叶ってワクワクしてるよ(笑)。

好きな食べ物やアーティストなどありますか。
ロン・ウォーターマン:大好物はスシ。日本に行ったら是非スシは食べに行きたいな。ずっとアーノルド・シュワルツェネッガーのファンで彼の映画は全部観たよ。スポーツ選手ではダン・ゲ-ブル、ディック・バドキス、そしてもちろんバス・ルッテンのファンだよ。

ネイサン・マ-コートも所属するコロラド・スターズではどういうトレーニングをしてますか。
ロン・ウォーターマン: 週5日はサブミッションレスリング、柔術、キックボクシングでコーチはネイサンとジムの主任インストラクターのビリー・ヘンドリックス。一つ一つの技を自分のモノにできるよう何度も反復練習してその後試合を想定してのスパーリングに時間を割くって感じだな。

今回の試合に向けてトレーニング内容は変えましたか。
ロン・ウォーターマン: 特に変えてないよ。いつも通り気を抜かず精神集中したトレーニングをするだけだよ。

自信を持っているのは何ですか。
ロン・ウォーターマン:レスリングに柔術の関節技をミックスしたファイトスタイルは自分に合っているし、もちろんパワーと体格で相手を圧倒できるのが長所だと思う。

対戦相手の謙吾選手は過去3戦をすべて一本勝ちし好調ですよ。
ロン・ウォーターマン:2000年4月のU.F.C.J.で初めて会った頃にくらべると、スピードや粘りが身に付いてかなり強くなったそうだね。大きな相手と戦って相手がミスするのを待つ冷静さもあるようだね。自分が対戦する相手には常に敬意を持ってるし挑戦するつもりで頑張るよ。

謙吾選手はそのU.F.C.J.であなたのセコンドについていました。そして今度は対戦する事になりましたが。
ロン・ウォーターマン:今まで戦った相手とはみんな友達だし、試合と友情はきちんと割り切れるからやりづらさは無いよ。

謙吾選手のどんな所に警戒しますか。
ロン・ウォーターマン:パンチが速い。ローキックが強い。アームバーや足関節技がうまいって事は忘れないようにするよ。

最後にあなたの試合を楽しみに待つ日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ロン・ウォーターマン:また日本で試合ができる事になってうれしいよ。決してデカいだけのアメリカ人って印象だけで終わらせたくないね(笑)。日本のファンは格闘技の知識が豊富で目が肥えているので、試合後スタンディングオべーションが起きるよう頑張るよ!



トレーナーのビリー・ヘンドリックスとコロラド・スターズにて


プロモ写真 *シブい!


グラップリングに励むの図