出身は中南米のエルサルバドルなんですね。
ワン・アヤラ: はい。私の生まれはエルサルバドルの首都サンサルバドルで、サンサルバドルは1492年にアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスが中南米で最初に降り立った場所だと言われてます。今あるアメリカにとって歴史上とても重要な意味を持つ国なんです。

今回初来日になりますが、どこか行ってみたい場所はありますか?
ワン・アヤラ: あらゆる分野で全世界が注目する大都市東京の建築物や町並みと美しさで有名な日本の最高峰富士山の2箇所は是非見ておきたいです。

格闘技歴など教えてください。
ワン・アヤラ: 元々アメリカンフットボールをやっていて、ハイスクール時代にはMVPに選ばれたこともあります。ガッツなら誰にも負けない自信があります。メディーナにブラジリアン柔術と総合格闘技を習い、フォース・ファイティング・チャンピオンシップとミチョアカン・ファイティング・チャンピオンシップでライト級王者になりました。

現在はU.F.C.やK.O.T.C.(キング・オブ・ザ・ケージ)で名を馳せたトッド・メディーナの元でトレーニングしているそうですね。
ワン・アヤラ:豊富な格闘技経験を持ち、K.O.T.C.王者になった彼のような実力者と出会い一緒にトレーニングできるのは私の運がよかったからでしょうね。このジムにはメディーナ以外にもK.O.T.C.などを主戦場としている現役王者クラスの強豪選手が多くいるとても恵まれた練習環境です。

格闘技を始めたきっかけは何ですか?
ワン・アヤラ:U.F.C.を初めて観た時、ハイレベルな技の攻防といろいろな選手のキャラクターにとても興味をそそられて瞬時に闘争本能が目覚めたような衝撃を受けたんです。

パンクラスの試合は観ましたか?
ワン・アヤラ: はい、2〜3試合は観ました。動きがあって技術レベルの高さに見入ってしまいました。格闘技を観る目が肥えた日本の観衆を前に各選手が持てる力を十分発揮している理想的な格闘技興行のスタイルだと思いました。

10/29後楽園ホール大会で対戦する大石幸史選手の印象は?
ワン・アヤラ: オールラウンドファイターで真のアスリートとして尊敬してます。対戦できるのは光栄です。私のモットーは技を磨き、闘争心を失わず、総合格闘技をさらに進化させる事です。大石戦ではすべてを出し切れば勝てると信じています。

最後にあなたの試合を楽しみに待つ日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ワン・アヤラ:日本にはサムライスピリットを持った素晴らしい選手が大勢いるので試合を通してその精神を学びたい。観客の選手評価は厳しいので気合いを入れて試合に望みますので応援してください。



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