今日は鈴木選手がぴりぴりしたムードだったんですが、身近でいかがでしたか?
獣神サンダー・ライガー:ぴりぴりしてるな、というのはありましたし、僕自身緊張感がありましたから、それはいい意味での緊張感だと思ってますから、それに関してどうのこうのはないです。あと、会見で言い忘れてたんですけど、マスクのことなんですが、形的にはこういうマスクになるんですけど、もう少し若干目を大きくして、視界を広くとろうと思っています。

グローブはいかがですか?
獣神サンダー・ライガー:いや、そんなに重く感じることもなく、それほど苦にはならないですね。ただ、グラウンドになった時に、抜けるものが抜けないと。グローブが引っかかって。つかまれたり、こちらがつかむこともできると思うんですけど、グローブをつけてのスパーリングは難しいものがあるというのが感想です。

掌低は?
獣神サンダー・ライガー:掌低はできないですよね、グローブでは。効かないですからね。掌低はパンチの打ち方とぜんぜん違うんでね。戸惑っている部分もあるんですが。ただ僕はレスラーですし、彼もレスリングでくるんじゃないかと思うし、あっちこっちでライガーを極めてやるって言ってるらしいんで。じゃあ、極めれるもんなら極めてくださいと。

お二人とも藤原教室がルーツになると思うんですが、今回の試合でもそちらで学んだことがベースになると思われますか?
獣神サンダー・ライガー:ベースっていうか、気持ちのベースですよね。なんであんなに藤原さんに毎日毎日お願いしたのかって、強くなりたいというのがあって、それがベースとなって、で、似たり寄ったりの気持ちがあったもんだから、自然に集まって、船木とか集まってバカやったり、練習も一生懸命やって、そういういろんなものがあって今回の試合になっていると。だから言ったんですけど、鈴木だから手を挙げたと。これが他のパンクラスの選手だったら挙げなかったと。やはり鈴木みのるという人間がああいうふうに悶々としてたので手を挙げたと。たださっきも言った、パンクラスルールでパンクラスデビューで、これからもパンクラスにっていうのは、ほんとにウソじゃなくて、やっていきたいんですよ。そういう緊張感、の中に自分をおいておきたいというか。まあ、毎月毎月というわけにもいきませんし、この30日の試合が終わった時に反省点も出ると思いますので、それを踏まえた上で、また1年とか練習期間置いて。ただ出ましたやられましたじゃ話にならないんで、出る以上は勝つつもりで。しっかりした時間をおきながら。目覚めてしまいましたね。ちょっと、もうちょっと若さが欲しいなと。

作戦は?
獣神サンダー・ライガー:ないない。がむしゃらに。ただ、プロですから私は。時間かせいでかせいで逃げ回って引き分けとか判定に持ち込むとか、そんなことをしたくないんで、さっきも言いましたようにアグレッシブに。どんどん前に前に。気持ちで負けてたらだめでしょ。

パンクラスの印象をお聞かせください。
獣神サンダー・ライガー:印象ですか? うーん、ひとつのものを追い続けているという感じかな。「勝つのみ」という印象はあるんですよ。ただ、試合会場に何回も足を運んでいるわけではないですし、一概にこうだああだという印象はないんですけど、船木・鈴木が興して引っ張ってきた団体なんで、見なくてもわかるなと。イギリスにいる時に、船木とああいう団体にという話はしてましたからね。悪い印象はないです。

久しぶりに鈴木選手に会って、印象はどうでしょう?
獣神サンダー・ライガー:相変わらずですね。相変わらず悪ガキですよね。喧嘩っ早そうな。しょっちゅうケンカしてそうな。体調良さそうですね。それが一番じゃないですか、ケガなく。練習して、気力十分で、それでいいんじゃないですかね。ただ、僕もシリーズ出るんで、ケガするなといってもケガなんていあっという間だし、したくてするわけじゃないんだけど、それは絶対に気をつけなきゃいけないし、11月30日というのはベストの状態で出たいと思います。