試合の感想をお願いします。
ハー・スン・ジン:とてもラッキーです。ありがとうございます。

最初、左のパンチが当たったと思いますが、パンチは初めから狙っていたんですか。
ハー・スン・ジン:狙っていたわけではありませんが、左右両方ともパンチは得意なので、今日は左が当たったという事だと思います。

今日で、総合は何試合目ですか。
ハー・スン・ジン:バックグラウンドは氣道とテコンドーですが、総合の戦績は、韓国で行われた『スピリットMC』という大会で3試合していて、今日が4戦目です。

今迄、この様な短時間で勝った経験はありますか。
ハー・スン・ジン:この試合が最短で終った試合ではありませんが、 これから1年間、パンクラス・ルールで試合をする事を決めているので、習ったものを試合の中で、どんどん出したいという気持ちが、結果的に今日は速く終ったという事です。

今日、セコンドに伊藤(崇文)選手がついていましたが、道場留学はいつからですか。
ハー・スン・ジン:10月20日からです。

1週間程前からですが、どの様な練習をしてますか。
ハー・スン・ジン:来日してからは、パンクラス留学を決めた1つ、グラウンドレスリングを習いたいというのがあって、ただ今日の試合までに十分な日にちがなかったので、マスターしたものがあるとは決して言い切れません。でも、今日の試合に関しては、元々自分が培って来た、テコンドー、氣道の打撃を今日は思う存分出そうと思い、次に試合が組まれた際は、十分身に付けたグラウンドを出していこうと決めました。日本に来て習った事はグラウンドが中心です。

パンクラスのデビュー戦で良い勝ち方をして自信になったと思いますが、次にやりたい選手はいますか。
ハー・スン・ジン:特別、誰というのはありませんが、パンクラスでグラウンドをマスターして、そこで組まれた相手に習ったグラウンドをぶつけるだけだと、思っています。

目標はパンクラスでベルトを取る事ですか。
ハー・スン・ジン:もちろん一生懸命練習しなければいけませんが、機会があればタイトルマッチもしてみたいし、チャンピオンにもなりたいです。

今日の体重であれば、階級はヘビーでも、ライトヘビーでも大丈夫ですが、今後どのクラスで闘いますか。
ハー・スン・ジン:日本に来る前は100kgありましたが、それからハード・トレーニングをして、今93kgですけど、3年前、テコンドーの試合では85kgという時もあり、どれがベスト・ウェイトかは決めかねています。

フランク・シャムロック、バス・ルッテンという、パンクラスに留学したチャンピオン、偉大な選手がいますが、それを越える様な選手になりたいですか。
ハー・スン・ジン:何度も言いますけど、パンクラスのグラウンド・テクニックが習得出来れば、その2選手を越える事は出来ると思います。その為にはまず試合に出なくてはいけませんが、まず、パンクラスと試合を組んでくれた、尾崎社長に感謝したいと思います。アリガトウゴザイマス。

ハー・スン・ジン選手database