尾崎社長:高森選手に関しては、総合2試合目で1敗しただけだと思っています。素晴らしい選手なので。ハー・スン・ジン選手の良いところが全部出て、高森選手の良いところが全然出なかったという試合だったと思います。だから、高森選手に対する総合格闘家としての評価というのはまったく色あせてないと。次も出てもらって、総合の戦績を残してもらいたいなと。ハー・スン・ジン選手に関しては、期待以上のものを見せてもらいました。本人は、ちょっと3日ぐらい前に股関節のケガをしてしまいまして。キックを出せるのか心配してたんですけど、そうしたらパンチで。素晴らしいパンチを見せてもらったので、これで日本に残って、ismで寝技を覚えれば、素晴らしい選手になるのではないかと思います。

郷野選手が山宮選手をGRABAKAに引き抜きたいと発言していましたが?
尾崎社長:ismの代表と本人がOKだったら、良いと思いますけどね。前、あったんですよ。やっぱりその色に合う、ismの色、GRABAKAの色に合う選手のトレードは有りだよねと。菊田にその話をしたら、「来て欲しい選手はいるんだけど、あげたい選手はいない」と言ってて(笑)。僕はパンクラス内の移動というのはあって良いと思うので。あとは本人と代表者次第で。ismからGRABAKA、GRABAKAからismに、という選手もいるかもしれません。あとはロン・ウォーターマンですね。ウォーターマンに関しては、あのような技で極められる選手というのを僕はあまり知らない。それぐらいパワーを持った、あのパワーが試合に通用するという意味ではすごい良い選手だなと。僕の中で、もともと評価は高かったんですが、ジョシュ・バーネットを倒す第1候補に来たのかなと思います。

両国大会が近づいていますが、残りカードは?
尾崎社長:本当は今日までに発表したかったんですけど、ちょっと延びてます。もう一週間だけください。一週間ぐらいすれば発表できると思います。新日本さんがらみもあります。このあとちょっと上井さんと密談を(笑)。

北岡選手が新日本のジュニア選手とやりたいと発言していましたが?
尾崎社長:良いんじゃないですかね。そういう声はどんどんウチの選手から出てきてほしいですね。どんどん言ってきてくれれば、上井さんと話して、実現に動きます。両国は全部で8~9試合、基本的には8試合になると思うんですけど、選びきれなかったら、9試合になるかもしれません。ただ、残りがすべてVS新日本というわけではありません。