■ 日時:6月10日(木) 15:30スタート
■ 場所:P'sLAB東京

近藤有己:相手どうこうっていうのは全然関係なく、前回の試合以上の内容と、自分自身のグレードアップしたところを見せたいなと思っています。

対戦相手の試合映像とかはご覧になってますか?
近藤有己:以前、桜庭選手と対戦した時(『PRIDE.11』)のものを当時見たことがあります。

今回あらためて見返したりしました?
近藤有己:まだですね。

なかなか相手が決まらなかったのですが、その点に関してはいかがですか?
近藤有己:まぁ、対戦相手がなかなか決まらないっていうのもそんなに珍しいことではないので。決まった決まらないっていうことで、自分がどうこうっていうのもあまりないですね。特別気合が入ったわけでもないですし。

以前、映像を見た時の対戦相手の印象は?
近藤有己:あの時はそれほど長い試合ではなかったので、あまり印象はなかったんですけど。プロフィールのデータを見ると、結構コンスタントに試合をやっている選手だなと。そういう印象ですね。

ご自分のイメージとしては、やはり打撃戦になりそうですか?
近藤有己:いや、それはちょっとわかんないですね。隙のあるところを狙って、攻撃していきたいと思います。

コンディション的にはいかがですか?
近藤有己:良くもなく悪くもなく。まぁ、良いってことです(笑)。

先ほど前回以上の試合内容とグレードアップした自分を見せたいとおっしゃってましたが、前回の試合からこれまでに何か力を入れて練習してきたこととか、こういうものを見せたいというところで具体的なものはありますか?
近藤有己:ん〜、具体的に打撃とか寝技とかっていうものではなく、一つ一つ、パンチで言えば前回以上に早いパンチ、強いパンチ、関節技だともっとキレのあるものを出したいなと思ってます。何でもやってみたいですね。全ての局面で。流れるような試合をしたいと思います。

シャノン・リッチ選手は日本人選手とも進んで試合をしてますが、なかなか良い成績を残せてないんですけど、そういう意味でのプレッシャーはありませんか?
近藤有己:それはないですね。



8月にVSヴァンダレイ・シウバ戦というお話しがありますが、それに向けての調整試合という意味合いはご自分の中にありますか?
近藤有己:調整という意識は全くないですね。今回の試合を観に来てくれるお客さんに最高のものを見せたいなと思いますね。その先のことはあまり意識の中にはないです。

対戦相手がリッチ選手に決まった時の心境ってどのような感じでしたか?
近藤有己:特にないですね(苦笑)。感想なしって感じでした。

何か新技みたいなものはありますか?
近藤有己:ん・・・ない(笑)。またブルートの時のように、もしそれで決めれたら発表したいと思います。

と言うことは、何か練習しているモノがあると?
近藤有己:ないことはないですね(笑)。

昨年の大晦日にヴァンダレイ・シウバ選手への挑戦を表明して、それから半年が経ってますけど、モチベーションを高い所に維持し続けていられてるのでしょうか?
近藤有己:そうですね・・・モチベーションは、もうないですね(苦笑)。あの〜、何でしょうね。試合に対して、もうそういうものはいらなくなってきましたね。モチベーションがあって試合をして、良い結果を出すってことにあまり価値を感じなくってきましたね。それはそんなに大したことじゃないって言うか。モチベーションが有る無しに関わらず、最高のものを出したいって言うか。最近そう思いますね。まぁ、また今度シウバ選手との試合が正式に決定したら、また自分がどういう感情になるかはわからないですけど。作ろうとして、高めて、維持しようというものではないかなと。自然と沸いてくるものだと思うので。

そう思うようになったのは、やはり一度対戦が決定したVSシウバ戦が延期になったことが影響していますか?
近藤有己:影響と言うか、そこで学んだことですね。自分なりに。

それを学んだことは近藤選手にとって大きなことになりそうですか?
近藤有己:まだわからないですね。この先の自分の試合内容にどう出てくるのかっていうのがまだわからないので。

試合当日までサーフィンをやめようとかって考えはありますか?
近藤有己:特には。特にやめようとか、控えようとかっていう気持ちはないです。