■ 日時:2月28日(月) 14:00〜
■ 場所:GRABAKAジム
■ 参加選手:
・三崎和雄選手(パンクラスGRABAKA)
・佐々木有生選手(パンクラスGRABAKA)
・山宮恵一郎選手(パンクラスGRABAKA)






試合に向けての意気込みは?
山宮恵一郎:そうですね。今回GRABAKAのvsブラジル人強豪選手との3対3の対抗戦ですけど、自分の中では、もちろんチームの勝利に貢献することと、それに加えて恨みつらみが募っているというか、いろんな考えるきっかけになったカストロ選手との再戦なので、必ずこれをきっちりとクリアーしたいと思っています。

佐々木有生:そうですね・・・3年ぶりですか。3年ぶりか、2年ぶりか分からないですけど、再戦になるので、まぁ、自分が今出来ることはやってきたと思うので、どれだけ自分のやってきたことが通用するのか? 向こうがどれだけやってきたのかを体感出来れば良いなと思っています。その上でしっかり勝ちたいなと。自分は勝つと思っているんですけど、もうこれで白黒ハッキリ付けたいなと思っています。

三崎和雄:今回は団体戦という形にはなっていますけど、あくまでも(格闘技は)個人競技で、一人一人の試合が一番大事だと思いますから、その結果、最終的に良いものが全部流れ込んで来れば良いかなと。チームの勝利であったりとか、個人の勝利であったりとか。そういう風に思っています。僕自身の対戦相手については、もちろん勝つということに関しては、執着心というか、気持ちはあるんですけど、やっぱりそれ以上に、何かこう、みんなに伝わるものがあれば良いかなと思っています。ただ勝って、何も伝わらずに終わってしまっては寂しいので、何が伝わるような試合をしたいと思います。

山宮選手はさっきの話で、考えるきっかけになった試合と言っていましたが、そのきっかけを元に自分がどう変わっていったと思いますか?
山宮恵一郎:そうですね・・・簡単に言ってしまうと、格闘技を始めたきっかけというのをもう一回考えさせられた相手なので。今までパンクラスに入門して割と長いことやってましたけど、いつしか、何ていうか試合をこなすじゃないですけど、そういう感じで過ごしていた何年間というのがあったと思うんです。もちろんその中では一生懸命やっているんですけど、カストロ選手と対戦した時に、こういう世界にいる強い選手に勝ちたい、勝つためにやっぱり格闘技というのをやっているんだろうってことをもう一回思い出させてくれたというか。そういったきっかけですね。

前回の対戦は厳しい内容でしたが、前回の内容を克服出来るという自信はあります?
山宮恵一郎:前回は、自分の中の本来の格闘技選手としての考え方、心の持ち方ではなく、あの時は確かいきなりポンと決まった試合で、「メインイベントをやってくれ」と言われて、そういう世界の強豪と対戦みたいな形でした。そこで勝ち負けを無視してしまって、ただパンチを振り回すような試合をして、打ち合いみたいな姿を見せれば、お客さんは良いのかなと。こういう言い方は良くないかも知れないですけど、どこかプロレス的な発想だったかも知れません。でも、今回は格闘家としてそういう世界の強豪に対して、きっちりと勝つために試合をしたいと思っています。

今回はGRBAKA所属の3選手がブラジル人選手と闘って、さらにメインイベントには郷野聡寛選手が登場。そして第1試合にはGRABAKAで練習している渡邊久江選手が出場します。合計5名の選手が一つの大会に出場するということで、GRABAKA興行という感じになっていますが、その点についてはいかがですか?
佐々木有生:ん〜、GRABAKA興行。そうですね、GRABAKAっていうメンバーはそれだけのことが出来るということで、まだまだ可能性があるんだなと。これからもっともっとと、そういう感じには思いますけど。あとは、もちろん勝ってナンボなので、そういうところできっちりアピール出来たらなと思っています。良いことだと思いますよ、GRABAKA興行っていうのは。それだけ、一興行打てるってなかなかそういうチームってないじゃないですか。だから、もっともっと飛躍したいと思います。
三崎和雄:それはもう、皆さんが感じるままで、GRABAKAというのは単純に強さだと思うんですよね。(今回は)単なる1つのステージであって、僕たちはもっともっと上に上がって行く、ステージを上げて行くチームだと思っていますので、こんなもんじゃなくて、もっともっとまだ上に登りつめなきゃいけないぐらいだと思っています。
山宮恵一郎:2人が言ったことと重複してしまいますけど、GRABAKAに今、そういう選手が多いんだなと思います。

三崎選手、フラービオ・モウラ選手の印象は?
三崎和雄:印象・・・? 顔がデカいですよね。

郷野選手と2003年に対戦していますが?
三崎和雄:あの試合はあんまり印象がないんですよね。多分、日本はその一試合だけですよね? あの試合はもう2年ほど前で、その後チームを移籍して、移籍してからも結構結果を残しているので、大分変わっているとは思うんですね。その時の印象というのは正直あてにしていないので、もっともっと強いものを想像して僕も試合に向かおうと。まぁ、前回の試合でも、ももちろん身体的なものとか、強さは感じますけどね。

最近の試合映像や情報はいかがですか?
三崎和雄:最近の、ホントに近い試合というのは、情報がないんですね、正直。

そういう面での不安はありますか?
三崎和雄:ん〜、これは毎回言ってることなんですけど、やっぱり同じ人間なんで。手2本、足2本なんで、そういう不安はないですね。やっぱりどんな強い選手でも穴はあるし、自分が勝つチャンスというのももちろんあるものなので。

モウラ選手は、前回はライトヘビー級で出場して、今回はミドル級での試合となりますが。
三崎和雄:前回も、確か体重が85kgぐらいだったんじゃないかなと思うんですけど、ミドルの82kgというのはちょっとの減量ぐらいだと思うので、凄いベストな状態で来るんじゃないかなと思ってます。僕もミドル級の一選手として対戦するのが楽しみですね。

昨年11月のタイトルマッチ(東京ベイNKホール)からの復帰戦となりますが、あの試合の敗戦というのはどういう風に消化しているのでしょうか?
三崎和雄:敗戦は・・・そうですね、もちろん僕にも足りない部分というのがまだまだ沢山あるので。やっぱり単純に結果がそういうものだったので、ネイサンの方がまだ強いというか、実力が上だったんだなという風に僕は認識して、一つの目標としてって感じで。もちろんルールがあっての勝負なので、そのルールにおいては僕は負けていますから。それを踏まえて練習も、自分の弱点をドンドン克服して今日までやってきていますので、また新しい自分を見せれると。進化した自分を見せることが出来るかなと思っています。

「観ている人に伝われば良い」というコメントがありましたが、それは技術的なものですか? れとも精神的なものでしょうか?
三崎和雄:それは両面というか、会場に来ているお客さんがどういう形で僕を観て、どう受け止めてくれても僕は結構なので。だから、もちろん僕を応援してくれているお客さんも沢山いますし、僕もそのお客さんにエネルギーをもらって試合をしてますので、それ以上の、お客さんが与えてくれる以上のエネルギーを返せれば良いかなと。それは結果であり、精神面であり、技術であり。



今回再戦となるお2人にお聞きしますが、前回に比べてここがこれだけ変わったという、一番変わった部分はどんなところでしょうか?
山宮恵一郎:一番変わった部分はやっぱり考え方だと思いますね、自分の中では。もちろん練習でこの1年間、揉まれて揉まれてやって来たので、そういう技術的なことも多少なりとは変わっていると思いますが、それはここで言っても上手くいくわけではないので、今は言わないですけど・・・。まぁ、格闘技ですから勝ち負けが凄い大事で。勝ち負けを考えずに突っ込むことは誰でも出来ますから。以前はそういう発想で、ただその日一日をクリアーすれば良いというような試合をしてしまってたんですが、今回は、今回はというかそれ以降、色々悩んで考えて、GRABAKAに移籍までさせてもらって、勝つために約1年間を過ごして来たと思っているので。前回の昨年11月のVSグスタボ・シム戦は負けてしまいましたけど、それも自分の中では物凄い経験として体にインプットされていますから。そういうのを含めて、また一段階上がっていると思っているので、そういった部分が出せれば、何がどう変わったかはわからないですけど、伝わるんじゃないかと思います。あとまぁ、これは個人的な本音に近いものがあるんですけど、さっき恨みつらみと言いましたが、それとはちょっと違いますけど、何て言うか、「こいつだけはどうしても」という気持ちがあるので、今回のテーマは『呪怨』でいきます。
三崎和雄:ハハハッ・・・(笑)。
佐々木有生:自分は、全体的に全部のレベルが上がったと思っているんですよ。気持ちも全部。あとはそれをどうやってレベルを上げながら、その組み合わせと言ったらおかしいんですけど、自分の中でそれを取り入れていくか、使いこなすかということだったんですが、今回は上手くそれを使いこなせるんじゃないかなと思っています。打撃は打撃で、寝技は寝技で。あとは投げも、その時に比べれば全然段違いに良くなっていると思うので、それをどうやって上手く使いこなせるかというのが、今回の試合の鍵になるんじゃないですか。

シム選手の方は、前回の山宮選手との試合で成長している部分を見せたと思いますが、どういう風にあの試合を見ました?
佐々木有生:体がデカくなっていたというのと、まぁ、元々バランスが良かったんですね、昔から。あとは、昔は確か右の蹴りが強烈だったんですけど、そういうイメージだったんですけど、左右蹴れると。それに体の回転があるので、蹴り出しの時間が早いですね。そういうのは、元々あったものがちょっと強力になったかなというイメージですね。元々あのぐらい出来たのが、体がデカくなることでパワフルになったと。そういうイメージです。

勝てる可能性としてはどれぐらいを考えていますか?
佐々木有生:皆さんどう思っているのかわからないですけど、僕はそんなに。そんなに臆することもないし、勝てないとはもちろん思ってないし。散々そういうヤツとは、よくよく考えたらやって来ましたし、これから先そういうヤツに勝っていくためにずっと準備して来ているわけですから。だから、全然自分が勝ってもおかしくないと思ってますし、自分も勝てるんじゃないかなと思っています。ただ、自分が持ってるその鍵になる部分、それをちょっと上手く使いこなせれば、もちろん全然勝てると思います。まぁ、体がデカいって言っても、昔からみんな体はデカいじゃないですか。でも、その中でやっていかないといけないので。とりあえず今ある自分の武器を上手く使って、どういう風に出来るか。それが出来れば、間違いなく勝てると思います。

さっき山宮選手が自分の試合のテーマを話していましたが、佐々木選手は何かありますか?
佐々木有生:え〜、『呪怨』だからな〜(苦笑)。
三崎和雄:それには勝てねぇよ(笑)
佐々木有生:ないですよね、それに勝るものって。思いつかないですね(苦笑)。

白黒決着を付けるという話がありましたが?
佐々木有生:負けてますよね。山宮さんの『呪怨』はちょっと(苦笑)。そういう問題じゃないですか?(笑)

山宮選手に決めてもらうとか?(笑)
山宮恵一郎:これは狙っているわけじゃないですけど、白黒ハッキリ付けるということで、オセロでいきましょう!

エッ?? (※微妙な空気が流れて)もう1度ハッキリお願いします(笑)。
山宮恵一郎:最近、『東スポ』さんとかでも色々出てると思うんですけど、最近は自分の中で、二重人格的なところがありまして、ああいうことを言っている時の自分の記憶がいつもないので、今はちょっとそれが出てきました(苦笑)。