7/10横浜大会出場、玉海力 剛、河野真幸、公開練習。
■ 日 時 :6月30日(木)13:00〜
■ 場 所 :P'sLAB東京
■ 参加選手
・玉海力 剛選手(パンクラス チーム玉海力)
・河野真幸(フリー)



プロレス的な動きがスパーリングで見られましたが?
河野真幸:はい?(笑)

あれは陽動作戦ですか?
河野真幸:陽動作戦? ん〜、僕の中では真剣に考えてたので。僕の原点っていうか、元はプロレスラーですから。人に公開出来る部分が、まだ胸張って出せるのはプロレスなんで(笑)。今回は。はい。彼(※パートナーの雷陣 明選手)に来ていただいてプロレスの動きをやりました。

リング上で見せたムーブを試合でも実際に出そうと思っていますか?
河野真幸:多分。使える場があれば全然使っていこうと思います。あとまぁ、考えなくても咄嗟に出てしまう可能性があるので。それはそれで、まぁ仕方がないというアレなんで。大丈夫です、全然。問題なしということで。ね?
※隣にいる雷陣選手に同意を求める。

逆に玉海力選手の練習を見てどう思いました?
河野真幸:打撃の練習しか見てないすけど、まぁ、殴り合いで来ると会見の時から言われてたので、心の準備はして。「激しい殴り合いで」と言われたので。それを真っ向から受けれるぐらい、プロレスでもいっぱい受けてきたので。大丈夫だとは思います。

体調も良さそうですね。
河野真幸:体調ですか? 今の(スパーリング)でちょっと頭を打ったんですけどね(笑)。ちょっとトラブルが生じるかも知れないですけど(笑)。負けたら彼のせいです。
※雷陣選手のせいにするが、雷陣選手は「いやいやいや(苦笑)」と応対。

実際の試合では、もうちょっとマットが硬くなりますが、感触はどうでしたか?
河野真幸:本当ですか? いや全然、僕、大丈夫でしたけどね。あの・・・ただまぁ、頭を打ったので(笑)。大丈夫です。もう、コンクリートの上でもやります(笑)。

雷陣選手とは普段から練習していますか?
河野真幸:まぁ、合同練習に自分が。自分の出稽古先が全日本プロレスの合同練習というのもあるので(笑)。唯一の出稽古先なんで。そこでは一緒にやってもらってますね。ね?
※雷陣選手に。

※ここで広報担当者が記者に質問を確認するが、なかなか質問が出ない状態で。
河野真幸:ないですか? いやでも、多分あれ見せられて、聞くこともないと思うんですけどね(笑)。

今、全日本プロレス以外にどこか練習には行ってますか?
河野真幸:行きますよ、全然。

どういった所に?
河野真幸:まぁ、高阪(剛)さんの所とムエタイですね、今。それにボクシングと。

では、打撃も。
河野真幸:はい。いや、「殴る」って(玉海力選手が)言ってたので。会見の時に「殴り合おう」と言ってたんで。

打撃も真っ向から受けて立つと?
河野真幸:はい、やっぱり。

それをやらないとプロレスラーではないと。
河野真幸:ん〜、まぁ、はい。やっぱり「殴り合います」って言われたら。こっちは殴りたくなくても、向こうは殴って来るってことなんで。せめて防御だけでも。自分の展開に繋げるための防御というか、最低限ぐらいはやっておかないと(笑)。

河野選手の中では、フィニッシュ、どういう形で勝利をというのは頭にありますか?
河野真幸:勝利? え〜、基本的には一本勝ちをしたいですね。もう、勝っても負けても一本っていう。判定にならないように、思いっ切りぶつかっていこうと思ってるので。で、その過程がちょっとプロレスチックになっても良いかなって。人と同じことをやってもアレなんで。自分は自分の新しい結果を求めていきたいと思います。ネッ!
※雷陣選手に同意を求める。

では、今回初めて河野選手を見るパンクラスファンの方もいると思いますし、プロレスファンの方もいると思います。そういう方たちにメッセージをお願いします。
河野真幸:メッセージ? メッセージ? 会場に来てる人に?

試合をご覧になる皆さんに。
河野真幸:試合前に(会場のモニターとかで)見せるんですよね?

はい。
河野真幸:いや、終わった後に見せたら、結果いかんで「何を言ってるんだ!!」って(笑)。ん〜、何て言えば良いですか?

試合への意気込みみたいなものをお願いします。
河野真幸:意気込み? 意気込みは・・・まぁ、特に人に何かするわけでもないので、「とりあえず試合を観て下さい」と。「リングの上を観て下さい」っていう事ですね。観た人に何かを伝える、何かを感じてもらえるような試合をしたいと思ってますので。まぁ、とりあえず名前とか知らなくても良いので、「あのデケーの面白かったな」っていう風に、試合が終わった後に思ってもらえるような闘いを見せたいと思います。





体調は万全ですか?
玉海力剛:そうですね。まあまあですね。まぁ、良い方ですね。ちょっとね、拳をちょっと昨日痛めたんですけど。まぁ、2、3日で治りますから。なんせ、スパーリング相手がデカいからですね、結構キツいんですよ(苦笑)。

肉体改造は完成に近づいてきました?
玉海力剛:まぁ、欲を言ったらまだまだですけどね。ただ、昨年から見たら全然はるかに良いですね。動きも良くなってきたし、だいぶ。そこそこ良い結果が出ると思うんですけどね。

今、体重は何kgぐらいですか?
玉海力剛:今は練習後で100kgギリギリぐらいですかね。練習前で102、3kgって感じですね。

以前に比べたらかなり動ける感じですか?
玉海力剛:全然動けますね。「どっからでも来なさい!」って感じです。

練習ではほとんど寝技の動きを見せないで、打撃だけでしたが?
玉海力剛:いつもはグラウンドもやってますけどね。普段は。昨日も小椋(誠志)選手と3ラウンドほどやって。まぁ、結構やっつけられてますけどね(苦笑)。なんせ、40kg違うとキツいですよ。

河野選手の練習を見てどうでした?
玉海力剛:エッ!? あれですか? このくそ忙しいのに呼んどいて、「ふざけんな!」って感じですね。俺も相撲やれば良かったかなと(苦笑)。

そういう意味では闘争心をかきたてられたという感じですか?
玉海力剛:ん〜、闘争心まではいかないかな。ん〜、『ふざけんな、この野郎!』って感じですね。もうちょっとね、何か面白いものが見られるのかなと思ったけど。まぁ、あれはあれで良いんじゃないですかね。

前回の会見で「殴り合う」と言ってましたが、今も変わらないですか?
玉海力剛:いや、もちろん組み付く形になれば、そっから投げにもいくし、グラウンドになれば、もちろんグラウンドもやりますし。ただ、気持ち的にはスカッとですね。まぁ、かなり相手が大きいですけど、打撃で1発いきたいなと思って。何度も言ってますけど、自分の年齢のこともありますし。無様な試合をしたら、もう終わりだと思ってやってますので。そういう意味では、次に「もう1回観たいな」「玉海力の試合観たいな」っていう試合をしなきゃ意味がないと思ってますので。だから打撃にある程度拘っていきたいな思うんですよね。1年間、練習した意味がないですからね。そうじゃないと。