update:8.12
8.27横浜文化体育館大会
ウェルター級公開調印式

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第6試合 第2代ウェルター級王者決定戦 5分3ラウンド
暫定王者
井上克也
(和術慧舟會RJW)
icn vs icn ランキング1位
石毛大蔵
(SKアブソリュート)
1/26(木)後楽園ホール大会で北岡悟(パンクラスism)とウェルター級タイトルマッチで対戦。北岡と一進一退の攻防を繰り広げ、最後は怒涛のラッシュで暫定王者の意地を見せた井上。一方、5/2(火)後楽園ホールで同じく北岡悟とウェルター級の次期挑戦権を賭け激突。スタンドの打撃と的確なパウンドで挑戦権を掴み取った石毛。
第2代王者になるのは、進化したボクシングテクニックと得意の投げ技を武器に、決定戦に臨む暫定王者井上か?それとも、タイトル奪取を狙うアブソリュート・ウェポンがアグレッシブな打撃と未だ見ぬ関節技で栄光を掴むのか?
暫定王者とトップランカーが全身全霊でぶつかり合うウェルター級王者決定戦!

8月27日(日)横浜文化体育館大会、ウェルター級公開調印式
■ 日 時 :8月11日(金) 17:00〜
■ 場 所 :P's LAB東京
■ 出席者:
・井上克也選手(和術慧舟會RJW/暫定王者)
・石毛大蔵選手(SKアブソリュート/1位)
・吉村正久(キング・オブ・パンクラス実行委員会コミッショナー)
・尾崎允実(株式会社ワールドパンクラスクリエイト代表取締役社長)
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尾崎社長:パンクラス横浜大会4大タイトルマッチの中の注目のタイトルマッチ、ウェルター級のタイトルマッチです。もう皆さんこの二人の選手に関しては説明することもないと思います。先ほどデータを見ながら思ったんですけれど、25歳と27歳、80年生まれと79年生まれ。これからガンガン強くなっていく年齢じゃないかと思います。井上選手はタイトルを取りまして月も経ちますけど、石毛選手が挑戦者として最近の試合でガンガン上がってきています。私としても相当期待しているカードでありまして、二人の最近の戦い方から見てKO必死という気が僕はしております。是非御期待下さい。

石毛大蔵:自分がベルトを巻くだけです。

井上克也:2回も暫定で防衛しちゃったんで、そろそろ2代目になりたいと思います。

お互いの印象を教えてください。
石毛大蔵:印象は…左ストレートが強いかなってくらいですね。それだけです。
井上克也:まぁ、スタンドも出来て寝技も出来てっていうオールラウンドな選手だってそういう強い選手だと思うんで、早くやってみたいです。

石毛選手にお聞きしたいんですけど、今「ベルトを巻くだけです」って話をされていましたけど、ベルトに対する意気込みですとか思い入れですとか聞かせてください。
石毛大蔵:ベルトに対する思い入れ…ベルトっていうか、井上克也選手と早く戦いたいっていう思いが強いですね。とりあえずパンクラスの頂点に立ちたいです。あまりベルトに対する思い入れとかそういうのはないです。

5月の北岡選手との試合の後には、「暫定王者がHERO'Sで無様な負け方をしたのでベルトの価値を落としたので、僕がベルトを取って修斗のチャンピオンと戦いたい」って話でしたが、その思いは今変化などありますか?
石毛大蔵:いや、特にないです。そのまま、前回言った発言どおりですね。そのまま早く勝って自分の方が強いことを証明して、どんどん外に出て行って、やっぱりさっきも言ったようにベルトの価値が修斗のチャンピオンより弱いってことが証明されたっていうか、なんか見ている人にそう思われてしまったので、自分がずっと戦ってきたリングのベルトなんでちょっと価値を上げていきたいですね。

今のコメントを聞いてチャンピオンは?
井上克也:自分がベルトの価値を上げていくんで、勝ってとりあえずは激しい試合になると思うんで、これを勝ってからって感じですね。あまり先のことはまだ考えてないです。

お互いに井上選手はレスリング、石毛選手はサンボと柔道のベースはあるんですけれどお互い打撃を得意にしていますが、ご自分で今度の試合はどのように決めてやろうって思っていますか?
石毛大蔵:特に狙った技はないんですけど、いつも言っているようにアキレス腱固めで勝ちたいなと思います。
井上克也:自分はジャーマンで。最近試合であんまり投げる展開出せてないんで、今回はそういうのを狙っていきたいと思います。

井上選手にお伺いしたいんですけど、今まで暫定2回たったところで惜しい内容で、タイトルマッチが惜しい内容であったことが課題だと思うんですけれど、今回そういう風にならないために今度の試合に向けて心構えとか準備とかあれば。
井上克也:今回は、いつも土壇場で減量とかしてたんですけど、今回早めの調整で体調もすごいいいんで、あと…毎回どこかしら痛めている箇所があったんですけど、今回そういうところがなくてすごいいいコンディションで試合が出来ると思うんで、最初から全力でいきたいと思います。

今回の対戦に向けて特に重点的に練習してきたとことっていうのは何かありますか?
石毛大蔵:サーフィンです。

井上克也:いろいろ練習したんですけど、足関節やってきたんでアキレス腱にはかからないぞ、っていう…ハイ。

尾崎社長にお伺いしたいんですけど、今回このウェルター級の一戦の位置付けをどのように見ていらっしゃるのか、捉えていらっしゃるのか、私見をお聞かせ願いませんでしょうか?
尾崎社長:各階級位置付けは一緒なんですけど、昼間やったフェザー級の方は日本人の体格からして一番層が厚いという話をしたんですけど、このウェルター級っていうのは75kg未満っていう階級に関しては無差別しかないパンクラスの後、ウチの所属選手だけでも層が厚かったっていう部分では恐らく名選手がたくさんいる階級だと思います。それは例えばHERO'Sさんでも修斗さんとか、あとPRIDEの方では武士道でも、この階級では相当何年か前から毎回層が厚く、名選手が多い階級だと思っています。その中でも現れてきた井上選手、石毛選手。位置付けにも何にもなってないかもしれないですけど、この階級って皆さんがパッと思い出していただくだけでも名選手が多い階級だと僕は思っています。その中で勝ち残っていくっていうのは大変なことでウチのタイトルマッチでもここまで来た選手っていうのは本当に実力がないと上がってこれない階級だと思います。