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メインイベント ウェルター級戦 5分3ラウンド
ランキング2位
北岡悟
(パンクラスism)
icn vs icn ホン・ジュピョ/初参戦
(CMA KOREA)
8月の横文でも一本勝ちし強豪外人横浜対戦無敗伝説を築いている北岡選手。かたや10月の梅田で近藤選手と殊勲のドローまで持っていったレノグ選手と引き分けているホン選手。これもまた“組”対“打”になると思います。最近の韓国選手はかなり強い。ワールドカップでも見られたような熱い血と物怖じしない打撃で活躍している選手が多いです。北岡選手は最近総合格闘技界に少なくなってきた生粋のサブミッター。グラウンドの展開になれば北岡選手はかなり有利だと思います。ただ、ホン選手は180cmと長身。回転の速い打撃でそう簡単には懐に入れないと思います。立っていればホン選手、寝かせれば北岡選手とわかりやすい試合展開になると思います。
セミファイナル ウェルター級戦 5分3ラウンド
田中達憲
(和術慧舟會兵庫支部)
icn vs icn ランキング3位
カーロス・コンディット
(ファイターズ・イン・トレーニング)
現ウェルター級王者石毛選手に唯一の黒星をつけている田中選手。日本初戦こそ落としましたがその後は海外で強豪外人に連続秒殺勝ち、日本でも強豪日本人選手に連続一本(TKOも含む)勝ちをしているコンディット選手。“組”対“打”の展開になると思います。田中選手はパワフルでスピーディーなグラップリングが持ち味。石毛選手との試合の時のように開始直後から目まぐるしくサブミッションを仕掛けていくのではと思います。ただしコンディット選手も実力者・和田選手からアームロックを取っているように寝技も強い。最初の速攻でとらえることができれば田中選手、コンディット選手がそこを凌いで田中選手の攻撃が緩んでくるとコンディット選手有利だと思います。
第7試合 フェザー級戦 5分3ラウンド
ランキング2位
志田幹
(パンクラスP's LAB東京)
icn vs icn バオ・クァーチ/初参戦
(ノーリミッツ/チーム・オーヤマ)
実力はかなり認められている志田選手。メンジヴァー選手、ペイジ選手に続きまたもや強豪との国際戦。クァーチ選手は修斗で活躍していて最近では強豪日本人選手を相手にドローと実力を示しています。クァーチ選手は距離をとっての打撃を主体に闘うイメージです。志田選手は打・組どちらにせよ距離を詰めていくと思います。逆にクァーチ選手は距離をとって試合を進めると思います。激しい展開になれば志田選手有利、ゆっくりしたテンポの試合になるとクァーチ選手有利と見ます。
第6試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
ランキング4位
大石幸史
(パンクラスism)
icn vs icn キム・インソク/初参戦
(KPW CHANWON FIGHT FACTORY)
約1年間白星から遠ざかっている大石選手。しかし私は前回の試合で大石選手の今、目指しているスタイルが完成形に向かい前進しているように感じました。対するキム選手は武士道での川尻選手との試合を見た時はとにかく最後まで諦めない頑張り屋さんという印象を持ちました。大石選手も心の強い選手ですのでハートのぶつかり合いも注目です。展開としては二人とも打撃主体で戦うと思います。大石選手がレスリングをまぜてきたら大石選手有利ではないかと思います。
第5試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
ランキング3位
佐藤光留
(パンクラスism)
icn vs icn 岩見谷智義/初参戦
(高田道場)
岩見谷選手パンクラス初登場です。光留選手はA系ファイト、岩見谷選手はレスリングでテイクダウンを取ってから攻めるファイトスタイルです。光留選手は何をやるか予想がつきませんが岩見谷選手はテイクダウンが取れるかがポイントになってくると思います。このテイクダウンの攻防でどんな展開になるかが試合を左右すると思います。岩見谷選手がしっかり倒して寝かしきることができれば有利、倒せない、または倒しても寝かせきれないと光留選手有利ではないかと思います。とりあえず光留選手が何をするかがわかりませんので岩見谷選手柱で予想しました。
第4試合 フェザー級戦 5分2ラウンド
柳澤雅樹
(PPT)
icn vs icn ランキング3位
山本篤
(KILLER BEE)
山本選手は6月の前田戦以来の復帰戦、柳澤選手は4月の曹戦以来の復帰戦となります。山本選手は寝ずに立って戦うファイトスタイル、柳澤選手は何にせよ組み付いて寝技に持ち込むファイトスタイルと対照的。はっきりと勝敗がつくのではないかと思います。当然立ち続ければ山本選手、寝技の展開を続けれれば柳澤選手有利となると思います。ただし柳澤選手は寝技でもトップポジションを取れる展開に持ち込まないと山本選手のグラウンドパンチがサブミッションを取るには厄介な攻撃になってくると思います。
第3試合 フェザー級戦 5分2ラウンド
藤原大地
(パンクラス稲垣組)
icn vs icn 浅野倫久/初参戦
(KILLER BEE)
7月のデモリッションで難敵J選手に勝利している浅野選手と、10・1梅田での復帰戦で優勢に試合を進めながらも反則のローブローで試合終了してしまった藤原選手の戦い。浅野選手は強力なレスリング力をベースに打撃で試合を進めるタイプ。藤原選手は強力なストリート力をベースに打撃で試合を進めるけど寝技も望むところの選手。大阪のワル対東京のワルと関係者も注目の一戦です。打撃戦になると思います。比較的アウトボックスの浅野選手に対しオラオラ打撃の藤原選手ですのでこれまた距離を掴んだ方が有利だと思います。
第2試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
本戦初出場/藤井陸平
(和術慧舟會RJW)
icn vs icn 瓜田幸造
(掣圏会館)
ゲート×2からゲート出場し2連続一本勝ちで今回プロデビューの藤井選手。9月のディファで桜木選手とのデビュー戦を終えた水野選手と似た境遇です。水野選手もゲート×2からゲート一本勝ちしてデビュー、初戦で掣圏会館の桜木選手と闘いました。今回の藤井選手の相手も掣圏会館の瓜田選手。藤井選手、瓜田選手ともにストライク・グラップルとバランスの取れた選手です。ですが試合展開は打撃狙いの瓜田選手、組狙いの藤井選手になると思います。
第1試合 フェザー級戦 5分2ラウンド
初参戦/村山トモキ
(AJジム)
icn vs icn 山澤勇紀/本戦初出場
(スタンド)
キックボクサーの村山選手、ボクシング出身の山澤選手の対戦。パンクラスゲートに3回出場している山澤選手のこれまでの闘い方を見ている限り寝技で勝負する感じではないのでほぼ間違いなく打撃戦になると思います。ボクシングとキックでは距離が違うので自分の距離感を掴んだ方が有利です。1R前半には勝負が見えてくると思います。