大会前interview
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第4試合 フェザー級戦 5分3ラウンド
ランキング1位
DJ.taiki
(フリー)
DJ.taiki vs マスー ジャミール“ザ・サージェント”マスー/初参戦
(フリースタイル・アカデミー/bodog)
3/18(日)後楽園ホール大会で今泉堅太郎(SKアブソリュート)と約1年7ヶ月ぶりに対戦。打撃でプレッシャーをかけていき、試合をコントロールし見事、返り討ちを果たしたDJ。一方、『bodogFIGHT』が送り込む、アメリカ格闘技会で活躍する若きオールラウンダー、ジャミール“ザ・サージェント”マスー。
相手の意識を奪う、鋭利な打撃を武器に初の国際試合をKO勝利で飾り海外進出への足掛かりとするのか?それとも、強烈な打撃と、極めの強い関節技を武器に総合13戦12勝というスコアを残すマスーが日本でも、そのスペックの高さを見せ付けるのか?
日本格闘技界とアメリカ格闘技界で活躍する、若きトップファイター同士によるフェザー級戦!
日本での初試合が決定いたしましたが、現在の心境は?
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:わたしにとって日本で試合をするという事はとても光栄なことなんです。空手を始めた時から日本で試合をするのが夢でした。それに総合の選手のキャリアという点で考えたときにも明らかにステップアップのチャンスですからね。

22歳という若さで既にプロ13戦も経験されていますが、格闘技を始めたきっかけは?
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:わたしは子供の頃からアクション映画を観て育ったんです。だから学校ではコンタクトスポーツをやりたい、と思っていたので中学校ではレスリング部に入ったんです。でも、高校はレスリングのない学校に進学したので、その時に空手の道場に入門しました。それから格闘技にハマりました。元々は体を鍛えるために始めたんですが、格闘技というスポーツの中に存在する「チャレンジ」は他のスポーツには無いものです。それに今はみんな総合をプロスポーツと捉えていますけど、私が始めたときの総合というのは、独特の雰囲気というか違った種類のスポーツでしたね。ブルース・リーの映画に出てくるような世界です。それが好きでハマりました。

今まででレスリンスや空手、柔術をやっていたと伺っていますが、獲得したタイトルなどはありますか?
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:いや、レスリング、空手、そこからすぐに総合に入りましたから、その後の格闘技はすべてフリースタイル・アカデミーで学んだんです。ですから総合以外で試合をしたのは学生時代のレスリングや空手の他にはノーギの大会ぐらいですね。

現在、練習はどのように行っていますか?
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:いつもは70キロ以下で試合をしていますが、今回は64キロ未満での試合なので、まず減量をしながらパワーとスタミナを失わない事に集中しました。朝は一時間のロードワーク、その後は2時間半から3時間キックとボクシングの練習。そして夜は、週二回のスパーリング。残りの日はデイヴ(ストラッサー)の決めたプランに従うだけです。でも今回のトレーニングでの一番の収穫は食事の改善ですね。減量もあったので初めてちゃんと食事を見直しました。もうピーナッツバターとゼリーのサンドウィッチとはさよならです(笑)鶏肉とか魚とか野菜とか自分で作るようになって、外食が極端に減りました。だけど、そのお陰で体重は落ちているのに今までにないぐらいのエネルギーとパワーを感じています。今なら、1時間でも2時間でも試合ができますね(笑)

DJ選手はスタンドのテクニックに優れた選手ですが、何か対策は考えていますか?
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:そんなに彼の打撃は気にしないですね。フリースタイル・アカデミーには色んな技術を持った多くのトップ選手たちが集まっています。総合だけでなくキックの選手もたくさんいますし。私はそういった選手たちとスパーリングをこなしていますから。確かにわたしはキックボクサーではないですし、対戦相手を打撃でノックアウトしたことはありません。でもわたしはスマートで辛抱強いです。

パンクラスでの目標は?
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:日本でビッグスターになることです。有名になりたいですね。それにはただ勝つだけではなく観客の頭の中に残るようなエキサイティングな試合をしなくちゃいけないということですからね。まぁ、見ていて下さい。

最後に対戦相手のDJ選手に一言メッセージをお願いいたします。
ジャミール“ザ・サージェント”マスー:メッセージねぇ。対戦相手にメッセージと言われても(苦笑)そうですね、それなら、DJ.taiki選手のことは尊敬しています。でも、あなたは私の「道」を阻止しようとしているので倒さなくちゃいけないという事です。