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PANCRASE 2007 RISING TOUR 5.30 後楽園ホール
ヘビー級タイトルマッチ調印式
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■ 5月30日(土)後楽園大会 調印式
■ 日 時:5月29日(火)
■ 場 所:P's LAB東京
■ 参加者:
水野竜也選手(U-FILE CAMP登戸)
アスエリオ・シウバ選手(トータル・パンチMMA/bodog)
ミギュエル・イトゥラーテ(Bodogディレクター兼マッチメーカー)
尾崎允実(株式会社ワールドパンクラスクリエイト代表取締役)
セミファイナル 第3代ヘビー級キング・オブ・パンクラス 決定戦 5分3ラウンド
ランキング1位
水野竜也
(U-FILE CAMP登戸)
水野竜也 vs アスエリオ・シウバ ランキング3位
アスエリオ・シウバ/初参戦
(トータル・パンチMMA/bodog)
2/28(水)後楽園ホール大会でチアゴ・シウバ(マカコ・ゴールド・チーム)と対戦。一歩も引かないド迫力の打撃戦を展開し、潜在能力の高さを見せ付けた水野。
一方、『PRIDE』や『U.F.C.』などに出場し、世界の強豪達を相手に、自らの実力を証明してきたアスエリオ・シウバがパンクラスに電撃参戦!
13年のキャリアを誇る柔道をバックボーンに、U-FILEで更なる進化を続ける水野が王者の栄光を掴むのか?それとも、『bodog』が至宝奪取のために送り込むアスエリオが、ムエタイ仕込みの力強い打撃と、柔術で鍛えられた正確なサブミッションで初参戦にして至宝を持ち帰るのか?
日本格闘技界の新星と、世界のベテランファイターによるパンクラスの頂点を賭けた争覇戦!
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アスエリオ・シウバ:まずはじめに、今回パンクラスに出られることをとても光栄に思っています。そして、尾崎社長にも感謝したいと思います。今回、ベルトを狙いに来ていますので、絶対にベルトをブラジルに持ち帰ります。頑張ります。

水野竜也:まずはじめに、このようなチャンスをいただいたことに感謝します。尾崎社長をはじめとするパンクラスの方々には、まだまだ知名度も経験もない自分ですが、チャンスをいただいて感謝しています。その嬉しい気持ちとワクワクな気持ちを試合にぶつけて、お客さんが本当に観ていて、純粋に『すげぇ』って思えるような試合をしたいと思います。よろしくお願いします。

ミギュエル・イトゥラーテ(Bodogディレクター兼マッチメーカー):Bodogの役員として招待していただけたことをとても感謝しています。そして、日本という格闘技がとても盛んな国の、これからの格闘技の進展に貢献できることをとても光栄に思っています。それからもちろんパンクラスさんとこれからも長いおつきあいをしていきたいと思いますので、これからの流れの中で、今、私が推薦したアスエリオ・シウバ選手がタイトルマッチに挑戦できるということにとても喜びを感じています。アスエリオ選手に関してはとても自信を持っていますので、明日の試合は素晴らしい試合をしてタイトルを獲ってくれると思います。

今回、自分にチャンスが回ってきたことについて、どのように感じているかお聞かせください。
水野竜也:自分はいつもオファーがあれば戦うだけなので、特に選手の変更があったからといって変わりません。アスエリオ・シウバ選手は自分がブラウン管を通して格闘技に憧れていたときから一線で活躍している選手なので、戦えることをとても光栄に思っています。
アスエリオ・シウバ:今回、オファーから試合まで二週間という短い時間でしたが、その短い時間でいつも練習をしてきているので、短い中でも十分戦えると思っています。水野選手のことは正直あまり詳しくないですが、パンクラスのタイトルマッチに出るということなので、きっととてもいい選手だと思っています。パンクラスのベルトを狙える選手は皆いい選手です。そして、パンクラスのベルトを賭けて戦う選手はいい選手だということを今回の試合で証明したいと思います。

それぞれ相手の選手の印象と、どういう戦い方を考えているか教えてください。
水野竜也:細かい戦略は特に言えないんですけど、ブラジルの選手は皆タフでアグレッシブで、自分が理想とするファイトスタイルをする選手が多いので、殴って、寝て、極めて、止まらない試合になると思いますので、期待していてください。
アスエリオ・シウバ:先ほども言いましたように、水野選手の試合映像などはまったく観ていません。ですが、ベルトを狙っているということはいい選手だと思います。自分はここに仕事をしにきているので、いい仕事をして帰りたいと思います。

アスエリオ選手は、今までパンクラスというリングにどういうイメージを持っていましたか?
アスエリオ・シウバ:大きなイベントであるということは周りの人たちからも聞いています。試合ももちろん何度か見ています。自分は他の大きな大会にも出ていますが、前からパンクラスに出たいという気持ちはありましたので、今回、パンクラスの大会に出ることができて、感謝しています。ありがとうございます。

水野選手、先ほどアスエリオ選手から『ベルトはブラジルに持って帰る』という発言がありましたが、それに対していかがでしょうか?
水野竜也:私は小さい頃からずっと格闘技に憧れがあったのですが、昔は総合のジムなどは無くて、柔道か空手かというその2つが主流だったんですが、それでずっと総合格闘技がやりたいと思いならがら柔道を続けてきました。13年柔道をやって、やっとこういう大きなリングで、大きな場所で試合できるということで、自分の命、今まで生きてきた人生を賭けて、ベルトを獲りに行きたいと思います。そんな簡単にはベルトをブラジルには持って帰らせたくないので、精一杯頑張りたいと思います。

どういった勝利の形をイメージしていますか?
水野竜也:特にどんな技で勝ちたいというのはないんですけど、判定は絶対ないと思います。自分もそういうつもりはないし、アスエリオ選手も面白い試合をするために来たと言ってくれてるので、どちらかが倒れるか、極められるか、そういう試合になると思うので、KOにしろ、寝技にしろ、完全決着をつけたいと思います。
アスエリオ・シウバ:私も彼に賛成です。命を賭けて、私も今回戦いたいと思います。今回、試合を観にくる方を『損した』という気持ちにさせないよう、本当にパンクラスの試合を観に来て、タイトルマッチを観れてよかったと思えるような試合をしたいと思います。

ミギェル氏に質問です。チャンピオンに対してBodogが試合のオファーをする可能性は?
ミギュエル・イトゥラーテ:もちろんそういう可能性は十分にあると思います。ただ、アスエリオ選手もそうなんですが、Bodogのこれまでのやり方からすると、勝ったからリングに上げるのではなく、いいパフォーマンスをしてくれた選手は必ず招待するということになっていますので、その可能性は十分にあると思います。その他にも、今回私が日本に来たということは、サプライズな発表がいろいろありますので、楽しみに待っていてください。

今のお話を聞いて、抱負をお願いします。
水野竜也:難しいんですけど、自分が目標としている戦い方というのは、一本取る、KOする、判定はまず考えていないので、そういう試合をすれば、期待に応えられるのではないかと思っています。
アスエリオ・シウバ:私もとにかく勝ちたいと思います。いい試合にします。

過去、パンクラスのベルトを獲った選手には名のある選手が多くいます。今回、ベルトを獲るということは彼らと同じ位置に名前を連ねることになりますが、それについてはどのように考えていますか?
水野竜也:私はまだ総合格闘技の経験が少ないということもありますし、知名度も全然ありませんので、そういった有名な選手たちと肩を並べられるとは思っていません。ただ、私は子供の頃から格闘技が大好きで、チャンピオンになる人たちを見てきて、こういう人たちになりたいという気持ちがすごくあるので、ただただベルトだけを獲りにいきたいと思います。
アスエリオ・シウバ:人と比べられるのはあまり好きではありません。自分は自分として今まで生きてきました。このカッコいいベルトは自分にフィットすると思いますよ。