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PANCRASE 2007 RISING TOUR 5.30 後楽園ホール
一夜明け会見
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■ 日時:5月31日(木) 16:30〜
■ 場所:P's LAB東京
■ 参加者:
アスエリオ・シウバ選手(トータル・パンチMMA/bodog)
井上克也選手(和術慧舟會RJW)
DJ.taiki(フリー)
吉本光志(AJジム)
ミギュエル・イトゥラーテ(bodogディレクター兼マッチメーカー)
尾崎允実(株式会社ワールドパンクラスクリエイト代表取締役)
尾崎允実:パンクラス初の一夜明け会見です。皆さんも見て感じて頂けたと思いますが、今年に入ってbodogさんとの提携している試合の中での影響が物凄く出た大会だったように感じます。昨日の大会ではネオブラッドの試合も含めて9試合の中で7試合のKO決着ということもパンクラスのリングが2007年、盛り上がっている証拠だと思います。興行的には手前味噌ながら満足しています。おそらく、今後もパンクラスのチャンピオンとbodogのチャンピオンとで話題を振りまき、こちらからもbodogのリングに乗り込みbodogも盛り上げようと考えています。有難うございました。

ミギュエル・イトゥラーテ:昨日の夜の試合を見て頂いた方は分かると思いますが、アスエリオ・シウバ選手がなぜ、いきなりチャンピオンシップに試合でたか、また、なぜ我々が彼を推薦したかお解かり頂けたと思います。実力は本物だし、日本でも試合をしていたということで知名度も高いという事です。bodogとパンクラス提携していくなかで、お互いの選手たちの層を厚くし、強くしていくことが一つの目的ですので、それに対して、ちゃんと達成できたと思います。そして、今後もパンクラスとbodogとでアスエリオ・シウバ選手が試合をして行く事を望んでいます。
そして、対戦相手の水野選手もヘビー級の選手ながら非常に高い技術を見せてくれましたし、まだ4戦目ですので、経験が足りなかったのかもしれません。こないだも言いましたが、bodogは負けた試合でもちゃんと技術を見せてくれれば、起用していきたいと思いますし、アスエリオ・シウバ選手が素晴らしい試合が出来たことは相手の選手が強かったからだと思います。そういう点でも良い試合だったと思います。

吉本光志:昨日は、第0試合ということで、自分でも初めての経験だったのですが、今、尾崎社長からネオブラッドの試合も含めという言葉を貰って、初めて認めてもらったなという気持ちで凄い嬉しいです。俺がネオブラッドも台風の目として掻き回して、今年上半期の目標としているネオブラ優勝を果たし、後半は自分からどんどんアピールして試合を盛り上げていきたいです。

DJ.taiki:昨日試合は、結果的にKO出来たのですが、仕留めるチャンスが3回くらいあって、それを逃してダラダラと試合をしてしまったので、そこを反省して、これから練習していきます。

井上克也:昨日の試合は結構、自分のパンチが当たったからKOで勝ったというだけで、判定だとチョット分からない流れでした。7月にタイトルマッチもあるので、それに向けて今後は練習して強くなっていこうと思います。

アスエリオ・シウバ:試合に勝てたことと、ベルトを獲得出来た事を嬉しく思います。余裕だと思っていた試合に苦労してしまったので、これからも、たくさん練習してこのベルトを守れるように頑張っていきたいと思います。
ここで6月18日に誕生日を迎えるアスエリオ・シウバ選手にバースデイ・ケーキがプレゼントされる。
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アスエリオ・シウバ:アリガトウ。2つめのビックなプレゼントになりました。一つはベルトで、もう一つはケーキです。まさか、こんなサプライズがあるとは思いませんでした。凄くビックリしています。人の誕生日を憶えるというのは難しく、忘れてしまいがちですが、パンクラスの方が覚えていてくれて、嬉しく思っています。アリガトウゴザイマシタ。

ミギュエルさんに質問ですが、昨日の大会で一番印象に残ったのは?
ミギュエル・イトゥラーテ:昨日大会はKOが多く、大会全体としても素晴らしかったと思います。ただ、その中で一番印象に残ったという質問に関しては最後の3試合かなと思います。アスエリオ・シウバがタイトルをとりましたし、ファビオ・シウバ選手も、相手の川村選手も素晴らしい選手でした。もちろん、DJ.taiki選手の試合も素晴らしかったと思います。しかし、一試合だけ選べと言われたら、チャンピオンになったアスエリオ選手の試合ではないでしょうか。しかし、どの試合も素晴らしく、パンクラスの大会は非常にレベルが高いと関心しました。

アスエリオ選手がタイトルを獲得しましたが、今後、アスエリオ選手がbodogでタイトルマッチを行う可能性はありますか?
ミギュエル・イトゥラーテ:今のはとても良いアイディアだと思います。パンクラスさんと提携するに当たって、例えばbodogのリングでタイトルマッチをやったりだとか、bodogとパンクラスでタイトルをシェアしたりだとか、または、アスエリオ選手がパンクラス王者としてbodogでタイトルに挑戦するとか、可能性は十分にあると思います。そういった交流をするために、パンクラスさんと提携しているわけで、これからも、そうゆう素晴らしいアイディアを実現できるようにしていきます。

4選手の皆さんにお聞きしますが、今後の予定、試合への意気込みをお願いします。
吉本光志:目標は優勝です。僕がネオブラッドの台風の目になるように突っ走っていきます。ドンドン盛り上げて、必ず俺の試合はネオブラの中でも一番になって、MVPをとれるようにガツンと行きます。
DJ.taiki:パンクラスフェザー級はやりつくした感があるので、他の舞台で闘ってみたいと思います。
井上克也:とりあえず、まだ暫定チャンピオンにしかなったことが無いので、3代目になりたいです。
アスエリオ・シウバ:特に次の試合は決まっていません。自分の理想としては、パンクラスのベルトを守るために次の試合が出来たらと思います。そして、bodogでも試合が出来れば理想的ですので、パンクラスか、bodogで試合が出来たら良いなって思います。

アスエリオ選手の発言を受けて、タイトルの挑戦者はどなたにお考えでしょうか?
尾崎允実:アルボーシャス選手。前王者が怪我で返上ということになってしまったので、アルボーシャス・タイガー選手とタイトルを賭けて闘うのが一番良いと思いますし、彼は恐らく、この試合を望むでしょう。ですので、パンクラスはその方向でいきます。彼はパンクラスのチャンピオンとしてbodogのチャンピオンとやりたいという意向もあるようなので、それも提携しているパンクラスとbodogだからこそ出来る交流だと思いますので、タイトルマッチも色んなところで行えればなと。パンクラスはパンクラスのリングでないと防衛戦をやれないというわけではないので、外のリングでパンクラスの試合を行えればいいですし、bodogでパンクラスのタイトルマッチを行うのも良いと思います。

アルボーシャス選手とのタイトルマッチはいつ頃を予定していますか?
尾崎允実:マッチメイカーの坂本より回答させて頂きます。
坂本靖(株式会社ワールドパンクラスクリエイト取締役常務):アルボーシャス選手は怪我で欠場の際も、「このベルトは誰にも渡す気は無い、7月なら間に合うので、そこで(試合をしたい」というくらい、ベルトに執着心もあります。なんとか、7月との事だったので、万全を期して9月、10月くらいには防衛戦という形で考えています。

日本人選手にお聞きしたいのですが、bodogという舞台に関してはいかがお考えですか?
吉本光志:プレゼントも頂いたので(Tシャツの下に来ていたbodogTシャツを見せる)7月の先には、こうゆう舞台もあるんじゃないかと密かに思っています。
DJ.taiki:僕は、名前を売ったりするのに良い舞台だと思っています。
井上克也:自分は海外旅行とかした事が無いので、海外にも行きたいなって思っています。

ミギュエル氏に自己アピールをするとしたら、どのようにしますか?
吉本光志:言葉で伝えるのは難しいんですが、僕はファイトスタイルで日本人の熱い戦いを7月やるので見てもらいたいです。
DJ.taiki:僕が向こうに行ったらアウェイですけど、ホームの奴らをぶっ潰すつもりで頑張ります。
井上克也:自分も口下手なので、試合でアグレッシブさをアピールしてbodogにも呼んでもらいたいなって思います。