： 第13回ネオブラッド・トーナメントにおいて、唯一残ったパンクラス所属選手となりましたが、試合を前に控え、今の心境は？
■ 五十里祐一：ちょっと緊張はしてきました。プロとして初めて後楽園でやるのも、気合い入る反面、緊張もしますね。

： プレッシャーも大きいのではないでしょうか？
■ 五十里祐一：そうっすね。相手、打撃の選手ですし。気抜いたら、そこでダメでしょうし。

： 決勝の相手が松本晃市郎選手になりますが、松本選手の印象は打撃の強い選手という印象でしょうか？
■ 五十里祐一：でも、荒牧(拓)さんがテイクダウン出来なかったので、バランスも凄い良い選手だと思うし、予選から勝ち上がってきた、若くて勢いのある選手だと思います。

： 同門である荒牧選手が準決勝で松本選手と試合を行いましたが、荒牧選手とは試合に向けて何かお話はされましたか？
■ 五十里祐一：組んだ感じとかは、それとなく聞きました。そんなに細かくは聞きませんでしたけど。

： 五十里選手の中での作戦や戦略というのは？
■ 五十里祐一：さがらないことだと思います。間合いをあけちゃうと(打撃を)貰っちゃうと思うので。多少、貰っても出続けるしかないと思います。

： 松本選手は打撃の強い選手ですが、そういった選手を相手に五十里選手は何を狙っていこうと考えていますか？
■ 五十里祐一： う〜ん･･･相手と違って、僕が一本とかKOを(取れると)自信を持って言えるのは無いので、(打撃を)掻い潜って、コツコツやっていくしかないですね。

： 決勝戦に向けて新たに取り組んでいることはありますか？
■ 五十里祐一：今まで通してやってきたことですけど、より下半身に重心を落として動けるようにということと、重心移動の中でのフックの練習とか。出せるか、出せないかは別として、新たにやっています。

： 打撃戦になってもさがらずに前に進む？
■ 五十里祐一：そうですね。

： 準決勝戦の後にパンクラスの選手の気持ちを背負って勝ちたいというコメントもありました。
■ 五十里祐一：そうですね。言ったことは守りたいと思います。言ったことは形で表したいですね。

： 逆に松本選手からは辛らつなコメントもありましたが･･･。
■ 五十里祐一：まぁ、その通りなんでね(苦笑)つまらなくても、勝ちに行きます。勝利に拘って。

： では、最後に試合を見に来るお客さんにメッセージをお願い致します。
■ 五十里祐一：ここまで来たので、めいっぱい悔いのないように、ちょっとでも面白い試合をやりたいです。なので、応援宜しくお願い致します。