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メインイベント ウェルター級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
ランキング2位
井上克也
(和術慧舟會RJW)
井上克也 vs icn ランキング5位
ファブリシオ・ナシメント×
(ノヴァ・ウニオン・イタリア/bodog)
2R 2:33、TKO(レフェリーストップ)/グラウンド顔面パンチ
■ 井上克也(74.8kg) セコンド:光岡映二
■ ファブリシオ・ナシメント(74.9kg) セコンド:
レフェリー:廣戸聡一
おめでとうございます。
井上克也:ありがとうございます。

また暫定ということですが。
井上克也:暫定で仕方ないです。この試合では。

どこが一番強かったですか?
井上克也:相手が前に出てきたときに最初にその気迫に押されてしまったところがありましたね。

余裕があるように見えましたが。
井上克也:それは距離をとっていただけなんで(笑)。普通に安全なところにいたっていうだけですね。

相手が突っ込んできたのは予想外だった?
井上克也:大体自分の予想はパンチ一発もらってタックルに来ると思っていたので。突っ込んでくるのは予想していたんで。いつもよりスタンス広げて蹴りやすいような構えをしていたんですけど。

セコンドからはミドルを蹴れという指示が出ていましたが。
井上克也:そうですね。蹴りたかったんですけど。相手がサウスポーだったんで、自分の技術じゃ蹴れない。そこでまごまごしてしまいました。

サウスポーだったから蹴りにくかった?
井上克也:そうですね。まあ、試合のビデオを見て、打撃はオーソドックスだったんですけど、タックルがサウスポーだってわかっていたんで、サウスポーで来るかもしれないっていうのはわかっていたんですけど、まさか最初からがっつりサウスポーだったとは思わなかったんで、ちょっと調子が狂ったかなっていう感じでしたね。

フィニッシュに関しては文句がなかったと思いますが。
井上克也:そうですね。自分の好きな感じのパウンドの形に入れたんで、グラウンドはもう全然安心していけたと思います。

そこでスタンドではなくグラウンドで切り替えた?
井上克也:ただ単純にパウンドに全く防御をやってこなかったんで、近づかない限りはこれはいけそうかなって。あのくらいの距離だったら。それでとりあえずやってきました。

暫定王者ということですが、今後は石毛選手と?
井上克也:石毛選手の回復がいつになるのかわからないですけど、ちゃんと回復したらやりたいですね。あんまり急かして中途半端でやるのも嫌なんで。別に、来年とかでも構わないのでしっかり怪我っていうか、傷を治して万全でやりたいと思います。

今日一日で慧舟會の関係の選手が三人もチャンピオンになりましたが。
井上克也:そうですね。凄い嬉しいです。結構いつも一緒に練習しているメンバーなんで、前のヨシロックさんと藤井が勝ったのもモチベーションに大きく影響しているんで、やっぱり続かないとって後押ししてもらった感じですね。

パンクラスで言うと、石毛選手もそうですけど北岡選手も自分のステータスを上げています。
井上克也:そうですね。最近強い人にも勝っているので。本当は『PRIDE』があればそっちに出て、勝ってきて、自分とやるっていうのが一番楽しい感じだったんですけど、そうも行かないみたいなんで。北岡選手にはやっぱりガツンと勝ち星をあげてもらって、また今度組まれることがあったらやりたいと思います。

ファンに向けて一言お願いします。
井上克也:いつになるかわかりませんが、その内に本当の3代目になるので応援宜しくお願いします。