： 試合の感想は？
■ 昇侍：いやー、喜べないです。判定で負けることよりも、KOで勝てなかったことが・・・。今までKOにこだわってきて、どんな相手でも絶対KOで行くっていう精神でずっと向かって、勝った試合はすべてKOで勝ってきたんですけど、今日は初めて判定勝ちっていう、僕の中では判定負けよりも悔しい内容で試合が終わってしまったので、ちょっと素直に喜べないです。

： 伊藤選手の印象は？
■ 昇侍：試合前から思っていた通り、経験のある選手で。僕が格闘技やる前からずっとやられてた方で、本当に経験豊富で、技術も高くて、すごい強敵でした。

： しつこいタックルだった？
■ 昇侍：試合前からそうくるだろうなって思ってたんで、そういう練習をしっかりしてきてたんで、ある程度は対応はできたんですけど、簡単には勝たしてくれなくて、ちょっとKOできなかったです。

： これで今年最後。
■ 昇侍：そうですね。本当はここでスカッと勝って、来年星野さんにタイトルマッチやりましょうってかっこよく言いたかったんですけど、KOできなかったんで、やっぱりちょっとベルト・・・僕がキング・オブ・パンクラシストになるにはまだ時間かかるのかなって感じですね。

： とは言え、ランカーに勝ったということで資格が出てきた。
■ 昇侍：それだといいですけどね。

： ライト級王座決定トーナメントの話があるが？
■ 昇侍：ああ、そうなんですか。それなら是非出させていただけたらなと思ってますけど。・・・あとは判定で一人30-29っていうのがあって、なんでそうなったのかなって、正直な感想です。

： 改めて来年の抱負を。
■ 昇侍：来年もパンクラスで。とにかくベルト獲って、パンクラス代表として世界で戦っている外国人選手たちを日本人代表として昇侍っていう名前で早くぶっ倒して、年末、大晦日でやれるように頑張っていきたいです。あと、今、ランキング2位にいる外国人(ウマハノフ)がいるんですけど、パンクラスで試合しないんだったら、早く抜けてもらって、まだパンクラスにいるんだったらいつでも対戦受けますんで。いつでもやりましょう。パンクラスで、日本人では僕が最初にぶっ倒します。