■日　時：1月22日(火)18:30〜
■場　所：和術慧舟會RANGER品川GYM
■参加選手：井上克也(和術慧舟會RJW )

： 体調を含めて、調整はいかがでしょうか？
■ 井上克也：体調は凄くいいんで、あとは体重を落とすだけという感じですね。

： またタイトルマッチですが？
■ 井上克也：そうですね。とりあえず、やらないとっていう…。

： 相手が北岡選手ですが、過去の試合も含めて、改めてどう思われますか？
■ 井上克也：そうですね。北岡選手も凄く強くなって、お互いに強くなってるんで、いい試合ができると思ってるんですけど。

： 調印式のときにも話がありましたが、以前戦ったときと印象はまったく違うのでしょうか？
■ 井上克也：まあ、自分の印象はあんまり変わってないです。いいところが伸びているっていうのはあるんですけど、印象というのはそんなに変わってないです。

： 実際に戦った過去の対戦成績は井上選手の1勝1分ですが、苦手意識や得意な意識はありますか？
■ 井上克也：まあ、そうですね。得意というか、やり易い相手なんですけど。リーチがない選手は誰でもそうなんですが凄く楽なので、そういう意味では。あとは向こうも組み技主体で、ぼくもレスリングをやってたんで、やり易いかなとは思います。

： 警戒するところは、北岡選手の締め技？
■ 井上克也：そうですね、締め技系。あとはタックルも入ると思うんですけど、その前の打撃も良くなっていると思うんで。打撃を警戒しつつ、タックルを切ってくるという感じですね。

： 調印式ではKOという言葉が出ていましたが？
■ 井上克也：そうですね。判定だとあんまり勝てる気がしなくて。怖くて…。やっぱり、試合している人はみんなそうだと思うんですけど、一本かKOで勝ちたいと思います。

： 公開練習で見せていたアッパー、前蹴り、ミドルキックは北岡選手と戦うことを見越しての練習だったのでしょうか？
■ 井上克也：そうですね。まあそれもあるんですけど、全部基本的なことなので。それが全部自然に出るようにっていう。北岡選手だけでなく誰とやるにしても、練習してきたことなので。特には、まあ膝蹴りぐらいですね。

： 試合で狙っていくと？
■ 井上克也：そうですね。でも、まあ膝蹴りよりはサッカーボールキックのほうが入るんじゃないかと。

： ミドルキック等を試合によっては蹴るのを躊躇してしまったことが、過去にあったと思うんですが、そのあたりは克服できましたか？
■ 井上克也：ああ…そうですね、最近やっと。まあ蹴ったら痛いんですけど、試合中はどうにかなるっていうのが、なんとなくわかってきたんで前よりは蹴れると思います。

： 今回が3度目のタイトルマッチですが、以前、4度タイトルに挑戦した竹内出選手(SKアブソリュート)が、もし4回目で取れなかったら階級変更もありえるということを言っていたんですが、そういった思いは ？
■ 井上克也：そうですね。それぐらいの崖っぷちの思いはありますよ。今回負けたら、次はまわってこないだろうというのもあるんで。

： ウェルター級のリミットが2kg増えたというのは、自分にとって、どのように作用すると思いますか？
■ 井上克也：そうですね。自分にとってはいい方向にいくと思うんですよね。減らす体重が少なくなったので。コンディションも良いほうにもっていけると思うので。2kg分だけ、いい体調で臨めると思います。

： 相手の北岡選手にとっては、この増量はどう作用すると思いますか？
■ 井上克也：北岡選手の身長で77kgというのは、単純に凄いなと思います。

： タイトルを取った後のビジョンは？
■ 井上克也：そうですね。やっぱり、出れれば金網で勝って優勝したいなというのはあるんですけどね。