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第6試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
×金原弘光
(U.K.R.)
金原弘光 vs 金井一朗 金井一朗
(パンクラスism)
2R 5:00、判定/0-3
判定:谷内勇一(19-20)、岡本浩稔(16-19)、廣戸聡一(18-20)
■ 金原弘光(83.8kg) セコンド:
■ 金井一朗(83.6kg) セコンド:北岡悟、鳥生将大
レフェリー:梅木良則
素晴らしい試合でしたね。振り返ってみていかがですか?
金井一朗:いやぁ、最後に自分の弱さが出てしまったと思います。最後の最後に攻めようとはしてたんですけど、体がついてこないというか、出入りも遅くなってしまったので、それで打たれてしまったんですよね。でも最後まで諦めないで出来ました。

今着ているのは、ご自分のTシャツですか?
金井一朗:僕の知り合いの方が作ってくれたんですよ。勝ったら着ようと思ってたんです。

約1年半ぶりの復帰戦でしたが、その辺りに関しては?
金井一朗:今回は初めてと言ってもいいくらい、試合が楽しみという部分があったんですけど、やってみたら結構しんどかったです。

冷静に前に前に攻めていましたね。
金井一朗:緊張感がない試合だけはしたくなかったんで、とにかく集中してスパーリングみたいにならないようにしようと最初から思ってました。でもそこまで体がついて来なかったかなっていう感じです。

1ラウンド終盤、ダウン気味に倒したパンチがありましたけど、手応えは?
金井一朗:ありましたね。でもその前も手応えあるパンチは当ててたんですけど、全然効いてなかったんで、倒れると思ってなかったというか。久松(勇二)さんとやった時もそうだったんですよね。感触はあるんですけど、当たった時と倒れる時のパンチの違いが未だに分からないですね。

金原選手の打たれ強さも感じた?
金井一朗:そうですね。でも思ったよりパンチは当たらなかった気がしました。

金原選手がダウン気味に倒れた時、パンチではなく首を取りにいっていましたね。
金井一朗:パウンドはヘタクソなんで、なるべく練習したものを出したいなと思って。久松さんの時も、ラウンド終了間際にダウンさせたんですよね。2回目なんで、これをラウンドの真ん中に持っていけるようにしたいです。

肩固めを狙ったんですか?
金井一朗:いや、アナコンダチョークみたいな感じで、スリーパーの形で極めようとしてたんです。

金原選手と戦ってみていかがでしたか?
金井一朗:僕基準ですけど、やっぱり強かったですね。金原選手は相手によって変わる選手だと思うんですよ。今回の場合は、相手が攻めてくるとその分自分もやり返してっていう。技術というより気持ち的に、ああいう展開が得意なのかなって思いました。

休んでいた期間で、練習してきたことが自然に出せましたか?
金井一朗:自然には出せなかったですね。固かったなと。でも無駄ではなかったと思います。
北岡悟:なんか気の利いたこと言えよ!
金井一朗:あ、はい(笑)。僕は格闘技を続けていく上で、この試合によってまた成長していく部分を見せることが、応援して下さる皆さんや今回戦ってくれた金原選手に出来る恩返しだと思ってますので、しっかりこれを踏まえて成長していきたいと思います。

次に誰と戦いたいというのは?
金井一朗:とりあえずないです。