update:9.07
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 10.1後楽園ホール大会
大石幸史 vs 小谷直之戦記者会見

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ライト級特別試合 5分3ラウンド
ランキング3位
大石幸史
(パンクラスism)
大石幸史 vs 小谷直之 小谷直之
(ロデオスタイル/チームZST)
リングスで無敗を誇り、ホームリングのZSTでは所やレミギウスを下している小谷がパンクラスに電撃参戦。迎え撃つは、前王者・昇侍から判定1-0でポイントを奪い、ベルトに王手をかけた大石。“パンクラス"と“ZST"、それぞれの団体の威信を賭けた、ライト級トップファイターによる一戦。
坂本靖常務取締役からのコメント:皆さん、本日はお集まり頂き誠にありがとうございます。大阪大会の計量とはいえ、この会見の場に出席できない事をお許し下さい。まず、ZSTさんのエース級である小谷直之選手を快く送り出してくれた上原さんをはじめ、ZSTさん側の皆さんと、パンクラスでの試合を受けてくれた小谷選手に感謝します。10月1日はパンクラス15周年記念大会第1弾です。この記念大会を企画した時点から、「普段では考えられなかった試合を1試合組みたい」と考えていましたが、まさか大石選手vs小谷選手のカードが組めるとは思ってもみなかったです。おそらく試合内容も、誰もが思ってもいない展開が繰り広げられ、見て頂いた方の記憶に残る名勝負になるだろうと確信しています。あと約3週間後の10月1日を心躍らせて待っています。
※坂本靖常務取締役は、9.7(日)パンクラス大阪大会の計量の為に会見を欠席。

小谷直之:11月にZSTの大会があるので、他の選手だったら断っているところですが、大石選手ということで快く試合を受けました。

大石幸史:小谷選手は常にZSTのトップとして頑張って来られた選手なんで、今回試合が出来るというのはプラス以外の何ものでもありません。自分はそれを無駄にすることなく、試合そのものだけではなく、それに至る過程も全部充実させて、試合当日は最高の状態で小谷選手と試合が出来るように準備したいと思います。
小谷選手にお伺いします。パンクラスのリングに上がることを決めた理由は?
小谷直之:最近は色んな選手が色んな所に出ていて、自分も他の団体で力を試してみたいという思いがあったんです。そんな時に今回の話をもらったので受けました。

大石選手だから受けたということですが、それはなぜですか?
小谷直之:何年も前から顔が似ていると言われるんで(笑)、ちょっと気になっていて、1回くらい対戦してみたいなと思っていました。

逆に大石選手は小谷選手のことをどう思っていたんですか?
大石幸史:僕は1回食事でお会いしたくらいです。試合も直接ZSTの会場では見たことがないんですよ。

試合を見たことがないんですか?
大石幸史:芹澤(健市)さんとの試合は見たことがあるんですけどね。その他の試合はこれから映像で見させて頂こうかなと思ってます。

ちなみに、大石選手は小谷選手に似ていると言われたことはありますか?
大石幸史:小谷選手と食事でお会いした時に、一緒にいた人に言われましたね(笑)。

両選手にお伺いします。どうしても団体の看板を背負うようなテーマをファンは期待すると思うんですが、それについては?
小谷直之:一応団体を代表して参戦するんで、恥ずかしい試合はしないようにしたいですね。
大石幸史:僕的にはどんなことを言ってもらっても構わないので、それも全部含めて戦います。

お互いのファイトスタイルや技術についてはどう思っていますか?
小谷直之:大石選手はレスリングの基礎があってボクシングのテクニックもあるという、自分とはちょと違うタイプなんで、うまく噛み合う試合が出来ればなと思います。
大石幸史:パンチが強くて、寝技で一本取れる選手。それが出来るというのは、体がすごく丈夫で芯が強いからだと思ってます。

どんな試合にしたいですか?
小谷直之:一本かKOを狙いにいく試合をしたいと思います。
大石幸史:イメージはまだ作ってないです。試合当日、向かいあった時にイメージが沸くんじゃないですか。

ZSTの上原広報にお伺いします。リングスの流れを持つ選手をパンクラスに送り込むことについては?
ZST上原譲広報:リングスがあった時にそういうのがあれば、また違った心境になったと思うんですけど、今はZSTにもパンクラスの選手が上がっている時代ですから、その部分に関して特に意識はしていません。ZSTを旗揚げして今年で6年になるんですが、旗揚げの当初から梅木(良則)レフェリーにお願いしていて、P'sLAB所属選手にも多く上がってもらっていて、今までパンクラスの皆さんに多大なご協力を頂いてきました。そんな中、今回パンクラス15周年という記念すべき大会が行われるということで、恩返しの意味も含めて小谷直之を出場させることになりました。

小谷選手以外にも川名選手が参戦となりますが、今後の展開は?
ZST上原譲広報:僕らはパウンドなしでやっているので、パンクラスのルールに対応出来る選手がいたら、どんどん参戦させて頂きたいと思っています。

大石選手にお伺いします。前回はタイトルマッチがなくなってしまいましたが。
大石幸史:小谷選手とやることが決まったので、そのことに関してはもう何とも思ってません。