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PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 2.01ディファ有明大会
和術慧舟會所属選手公開練習

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■ 日時:1月23日(金)19:00〜
■ 場所:和術慧舟會RJW
井上克也選手
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年が明けていきなりタイトルマッチとなりましたが、それについては?
井上克也:負けたらベルトがなくなっちゃうんで、気を引き締めていこうと思ってます。

年末年始はどうされていたんですか?
井上克也:練習しながら暴飲暴食してました(苦笑)。

目標として50回防衛をするということを掲げていましたが。
井上克也:50回まで自分が選手をやってるか分かんないですけど、2ケタくらいはいきたいなと。組んでもらえるなら、じゃんじゃん防衛戦をやっていきたいですね。

毎回防衛戦でもいいくらい?
井上克也:そうですね。逆に毎回のほうがいいです。意外と減量がキツくて大変なんで、何も賭けてないのに落とすのはちょっとなぁ…と思って。

先程のスパーリングでは、ほとんど打撃の展開でしたね。
井上克也:でも普段の練習では打撃と寝技、半々くらいでやってますよ。

レスリングの練習もされているんですか?
井上克也:レスリングはほとんど練習してないです。試合は貯金でやってる感じですね(笑)。

今回の試合は打撃戦を狙っていく?
井上克也:花澤(大介13)選手は、どちらかというと寝技のほうが強い選手だと思うんで、できればスタンドで試合を進めたいなとは思ってます。

スパーリングでは、タックルに合わせたヒザ蹴りを多く出されていましたが、今回の試合のキーポイントとなるんでしょうか?
井上克也:タックルが切れるか切れないかで、大分変わってきますからね。しっかりタックルを切って、打撃を当てて、弱ってきたら倒してっていう流れに持っていきたいです。

井上選手が勝ち越している北岡悟選手が戦極で大活躍されていますけど、それについては?
井上克也:う〜ん…他力本願的な感じで、自分もおいしい感じになればいいかなと(笑)。

「自分も」という気持ちは?
井上克也:次勝てたら、じきにそういうチャンスが来ると思ってます。

「挑戦しにこい」という気持ちは?
井上克也:ずっと防衛してたら、そのうち向こうから来ると思います。だから、とりあえずは勝ち続けないといけないですね。

井上選手はだんだんパンクラスの顔的な存在になってきましたね。
井上克也:結構出させてもらってますからね。まぁ、戦極のチャンピオンにも負けないパンクラスのチャンピオンということで。

防衛を重ねることが目標ということでしたが、重ねれば重ねるほどチャンピオンとしての責任も出てくると思うんですが、その辺りについては?
井上克也:とりあえず強くないとチャンピオンではないので、もし防衛を重ねて他の大会に出る機会が巡ってきたら、その時は負けないように頑張ります。
滝田J太郎選手
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今年初戦となりますが、意気込みのほうは?
滝田J太郎:今年初戦って言いますけど、大体毎年1〜2試合しかやってないんで、これが最後になるかも知れないですよ(笑)。とりあえずこれに勝って、またチャンピオンシップに繋げられるように頑張ります。

相手の印象は?
滝田J太郎:えーっと、マヌー選手は…

マスー選手です(笑)。
滝田J太郎:あ、すいません(笑)。マスー選手はまだ若いし、自分はもうベテランっちゃあベテランなんで、今までの経験を生かしてって思ったら、戦績を見る限りだと自分より試合してるんですよね(汗)。しかも結構勝ってるし…。それに柔術系の選手だって聞いてたんですけど、映像を見てみたら全くグラウンドをやってなくて「打撃系の選手じゃん!」って感じだったし…。まぁ要するに、何でもできる選手だということですよね。

一番警戒しているのは?
滝田J太郎:若さ。あとは思いきりの良さとか。

逆に、これは自分のほうが勝っているという部分は?
滝田J太郎:打・投・極って言うんですか?陸・空・海、どれでもいけるんじゃないかなと。

陸・空・海って(笑)。
滝田J太郎:………いや、でも打撃は負けてるな(苦笑)。まぁ、どっこいどっこいだと思いますよ。

去年の10月にタイトルマッチを経験されて、いかがでしたか?
滝田J太郎:相手の選手は強かったのに、あそこまで出来たんで「結構イケるんじゃね?俺」みたいな。すごく自信に繋がりました。でもまぁ、今回の試合はいつも通りビビリながらやりたいと思います。

またタイトルマッチをやりたいという気持ちは?
滝田J太郎:もちろんです。終わったあと坂本さんに「次は1年後」って言われたんで、これに勝ってあとはもう断わり続けて年末にタイトルマッチを……って冗談ですけどね(笑)。負けちゃったら遠ざかっちゃうし、「アイツは1回やってるからいいや」ってなっちゃうと思うんで、この試合は絶対勝ちたいですね。

タイトルマッチでは内容ももちろんそうでしたが、特に気持ちの部分で見ている人に訴えかけていた部分があったと感じました。試合が終わって気持ち的に何か変化はありましたか?
滝田J太郎:終わって、やりきったって感じで結構休んじゃいました(笑)。もうちょっと行けたらよかったんですけどね。

行けそうな気がするんじゃなかったんですか(笑)?
滝田J太郎:「何だか今日は行けそうな気がするぅ〜!!」ってね。やっぱり試合中って恐いんですよね。だけど、実際強気でいくと何とかなるっていう経験ができました。

試合後にマルロン・サンドロ選手と仲良く話していましたね。
滝田J太郎:ほら、俺って日本人離れした顔してるじゃないですか。だから話しやすかったんだと思いますよ(笑)。マルロン選手はすごく好青年でした。試合をするとお互い分かり合える部分ってあるんですよね。

今回の入場パフォーマンスのネタは?
滝田J太郎:新春ってことで、新年会の余興みたいな。相変わらず「またなんかやってんな〜」的な感じになると思います。今年のパンクラスのテーマはチェンジですけど、入場したら「チェンジ!」って言われないように(笑)、失礼のないようにしたいと思います。

今回はどんな試合にしたいですか?
滝田J太郎:ありがちなんですけど、やっぱり動きのある試合にしたいですね。他のカードとは、全く違う試合になると思いますよ。入場から退場まで全部含めて。