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PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 2.01ディファ有明大会
一夜明け会見

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■日時:2月2日(月)17:00〜
■場所:フランス料理店“オテル ドゥ キタオカ"
 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-26-16 CHIBAビル1F
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坂本靖:昨日に引き続きお集り頂いてありがとうございます。昨日は2009年初回興行だったんですが、展開予想を上回る好勝負の連続で、非常に幸先のいいスタートがきれたなと思っています。それでは第1試合から簡単に総括させて頂きます。
■第1試合 ストラッサー起一×鈴木槙吾
高阪(剛)さんの愛弟子である鈴木選手のデビュー戦でした。相手のストラッサー選手は海外でも積極的に試合経験を積んでいるということもあって、一歩も二歩も上だったなと感じました。
■第3試合 大堀竜二×佐藤光留
急遽なオファーの上に対戦相手は階級上の選手だったんですが、光留選手はパンクラスMISSIONとしてパンクラスを守ってくれました。
■第4試合 江泉卓哉×二之宮徳昭
江泉選手のフックは素晴らしかったですね。年内に予定しているフライ級のタイトルマッチにより近づいたと思います。二之宮選手は負けてしまいましたけど、ZSTの選手らしい前に出る試合で好感の持てる内容でした。機会があれば、また上がってもらいたいなと思っています。
■第6試合 滝田J太郎×ジャミール・マスー
J太郎選手は動きが散漫でしたね。入場時の恒例の寸劇も、ジャミール選手が今回ダンサーを引き連れて結構拍手をもらっていたんで、その時点で勝負がちょっとジャミール選手に傾いたのかな(笑)と感じました。
■セミファイナル アライケンジ×金原正徳
インタビュー等で言ってた通り、金原選手はアライ選手への左の対策がきちんと出来ていましたね。素晴らしい右ストレートでした。アライ選手はランカーでもあるので、恐らくランキングに入ってくるんじゃないかなと思います。今後パンクラスに上がってくれることを楽しみにしたいですし、試合後マイクで言っていたように他団体でも頑張ってもらいたいなと思っています。
■メインイベント 井上克也×花澤大介13
井上選手は見事有言実行です。いつもの動き、いつもの内容、それでいつものように勝っていくという(笑)、きっちりとした王者の風格が見えた試合でした。アピールしていたように、他団体のベルトも取ってもらって井上選手の価値を上げてもらい、同じくパンクラスのベルトの価値も上げてもらいたいなと思っています。
以上、初回興行としては大満足の2月1日ディファ有明大会でした。
佐藤光留:昨日の試合では、経験が生きたのかなと思います。ただ、1月24日,25日のDDT2連戦が終わって「さぁ、ちょっと釣り行こうかな♪」って思ってた時に、「試合してくれないか」って言ってきた坂本さんの声は、本当に悪魔か鬼に聞こえました。これで調子に乗って、川村(亮)が怪我したんでキング・モーと、とかね…。そういう今後のことを考えると、素直に喜べない自分もいます(苦笑)。
金原正徳:打撃の勝負になるのかなとは思ってました。左のストレートとハイキックをバシバシ打ってきたんですけど、練習したことが出せたのでKOで勝てたと思ってます。すごく満足のいく試合でした。
井上克也:昨日はいつも通りでした。前半は花澤選手の力がすごく強くて「ヤバいな」って思った部分もあったんですけど、後半は巻き返せたんで結果オーライ的な感じでよかったかなと思ってます。
坂本さんにお伺いします。金原選手と井上選手から、試合後に他団体の名前が出ましたが、その辺りについては?
坂本靖:本人が望んでいるリングで、望んでいる戦いが出来れば、それが一番いいんじゃないかなと。パンクラスからもプッシュしていきたいなとは思っています。

試合後に井上選手から「パンクラスではもうやる相手がいないんじゃないか」というお話があったのですが、その辺りはどのように考えていますか?
坂本靖:ランカーの中にやっていない選手もいるので、その辺りも検討しながら考えていきます。ランク外では、外国人でゴングが鳴ったらガーっとラッシュをかけてくる選手っていますけど、そういうタイプの選手とやったら面白いんじゃないのかなという気はしています。

光留選手にお伺いします。昨日の試合では危ない場面もあったと思うんですが、その辺りについては?
佐藤光留:みんなに聞いたら、毎試合佐藤は危ないって言ってました。だからやられていても、みんなどこか安心して見ているという(笑)。ただ、殴られたり危ないポジションを取られながらも、どっかしらで安心できたのは、プロレスのリングで月に何回も試合しているっていうのがあったからですね。

金原選手にお伺いします。昨日パンクラスに初めて上がってアライ選手を倒したわけですが、今後“対パンクラス"というのは考えていますか?
金原正徳:“対パンクラス"はお話を頂けるなら。どんどん上がってみたいですし、強い選手がいれば戦ってみたいと思ってます。この人と戦いたいっていうのはないですけど…
坂本靖・佐藤光留:(金原選手の耳元で何かささやく)
金原正徳:え?いや、やめて下さいよ(笑)。
佐藤光留:言っとけ!言っとけ!!
金原正徳:無理です(笑)!
坂本靖:こういう時に言ったもん勝ちなんだから!
金原正徳:いやいや、やりたくないですから(笑)!!

誰との対戦ですか?
金原正徳:いや、なんかジョシュ・バーネットとやれって言われて(苦笑)。
一同:(笑)。

昨日の試合でアライ選手は鼻が折れたんですか?
坂本靖:折れてはいないとドクターが言っていました。

井上選手にお伺いします。先程結果オーライという言葉が出ましたが、試合前に話されていたスタイルの部分で、今後考えていることはあるんですか?
井上克也:一応どうにかしようとは思ってるんですけど…
坂本靖:本当かよ〜(笑)?
井上克也:…あとは自分のスキルを上げてって感じです(笑)。

カード発表の際には「自分は様子を見てから出るタイプだ」と話していましたが、スタイルを変えたいというのはどういう部分でですか?
井上克也:根本的なスタイルはあんまり変えないと思うんで、仕留められる力をしっかりつけてKOしたいなと思ってます。