先ずは、6月22日・後楽園ホール大会でのvs亀田雅史戦(総合格闘技道場コブラ会)について振り返っていただきたいのですが、アクシデントとは言え、結果的に反則負けという結果になってしまいました。ご本人としては、あの一戦を今どのように考えていらっしゃいますか?
砂辺光久:前回の試合では自分のゲームプランが出来てなかったので、作戦通りじゃない動きになってしまったということが反省点ですね。それでも2/6後楽園ホール大会での志田幹(P'sLAB東京)戦よりも動きがあって、互いに展開を作っていくという試合になったのは良かった点です。反則負けという試合結果については故意ではないので仕方ないですね。

短い時間でしたが、前回の闘いを通して感じた亀田選手の印象は?
砂辺光久:亀田選手の印象は、負けん気が強い選手だということですね。自分がガード(ポジション)の体勢から殴った時に、上からそれ以上に殴ってこようという気迫を感じましたから。以前ビデオで見た亀田選手よりもアグレッシブで、互いに終始攻め続けるという、動きのある試合になって気持ち良かったです。

今回、8/22梅田ステラホール大会では再戦ということになりますが、前回の闘いの中から砂辺選手が感じたものは何でしょうか。
砂辺光久:亀田選手が守りに入らない限り、自分らしさが出せる相手かなと。見ていて動きのないつまらない試合にはならないだろうと思っています。

今回は是非決着をつけたいというお気持ちだと思いますが、どんな試合展開にしたいと思いますか?
砂辺光久:互いに攻め合う展開の中で、どっちも一本を狙っていくという試合をしたいですね。互いが積極的に攻め合えば決着は自ずと着くものだろうし、亀田選手次第ですけど、守りに入られずに試合が進めば、最終的に一本で決着がつくと思います。

前回の試合から現在まで、どんな思いで練習してきたのでしょうか?
砂辺光久:前回の試合から5日後の6月27日に、地元(沖縄)での試合(『2004真・夢move武TOUR』HYBRID WRESTLING武∞限7周年大会)をはさんでいるので、準備期間が長く感じましたね。まぁ、恋人みたいなもんですよ。毎日仕留めたい相手(亀田選手)のことばかり考えて練習してきましたから。8月22日の大阪大会でやっと亀田選手という恋人の呪縛が解けます!

今回の試合では何を見せたいですか?
砂辺光久:一本を取りにいく自分の姿勢をずっと見ていてもらえれば、みんなの目に一本勝ちをする自分の姿が映ると思うので、それを見ていて欲しいですね。

今回は亀田選手の所属するコブラ会の地元、大阪ということですが、アウェイという意識はありますか?
砂辺光久:メチャメチャありますよ。でも確かに大阪はコブラ会さんの地元かも知れませんが、リングにパンクラスのロゴがある限り自分にとってそこはホームなので、パンクラス認可ジムの選手として外敵にオイシイ思いはさせないですよ!

亀田選手に勝利したその先に、砂辺選手が見ているものは何でしょうか?
砂辺光久:山本篤選手(KILLER BEE)ですね。アマチュアの大会でうちの選手が負け、プロでもREIJIが負け、ネオブラッドで田上(洋平)が負けてるんで、もう俺しかないだろうと。前田(吉朗)戦はまだ早いと。その前に自分がパンクラスを外敵から守ります!

それでは最後に、砂辺選手を応援していらっしゃるファンの皆様へメッセージをお願いします。
砂辺光久:パンクラスフェザー級でまた成り上がるために、一本取って這い上がっていくので、目を離さずに見ていて下さい!

砂辺光久選手database