7月10日(日)の横浜文化体育館大会で復帰戦が決定した北岡選手ですが、その復帰戦となるvsトーマス・シュルツ(ファイターズ・イン・トレーニング)戦の話をうかがう前に、今年3月から現在に至るまでの北岡選手の流れを少し振り返りたいと思います。先ずは3月の横浜文化体育館大会で行われた、【第2代ウェルター級王者決定4人トーナメント】の第2試合で長谷川秀彦選手(SKアブソリュート)に勝利し、5月の横浜文化体育館大会で予定されていた決定戦に駒を進めました。決定戦での対戦相手には、和術慧舟會RJW所属の井上克也選手が決まっていましたが、古傷の膝の状態が非常に良くないとのことで、北岡選手自ら決定戦への出場を辞退しました。そこで一つ目の質問ですが、辞退の決断を下した時のお気持ちを教えていただけますか?
北岡悟:ん〜、まぁ、正直、あの時は息も絶え絶えに泳いでいた状態だったので、3月のvs長谷川戦を終えて「このままだと溺れちゃう」って思ったので、「(5月の決定戦は)無理です」って言いました。まぁ、「息継ぎをさせてくれ」って事ですよね。

北岡選手は以前からウェルター級のベルトにとても拘りを見せていて、そのベルトが目の前に、対戦相手の井上選手を乗り越えたらその腰に巻く事が出来る位置にいました。辞退の決断を下す時に葛藤はありませんでした?
北岡悟:でも、そんなに甘いもんじゃないって思ってましたからね。あの時の状態で勝てるほど甘い相手ではないし、チャンピオンになるって事はそんな簡単な事ではないし。ボロボロの状態で挑んだりするのは、僕の理想とは違うって事ですよね。僕が理想とするチャンピオンっていうのは、そういうのではないというか。僕はいつも、3月のvs長谷川戦もそうだったんですけど、頑張って頑張ってしがみついて、何とか勝利を掴み取るって感じなんですけど、そういうところから一つ上に行きたいって気持ちもあるので。それに、前回(昨年11月・東京ベイNKホール)のvs井上戦の時も、自分の中ではあまり良い状態で挑めた訳ではないので、それを繰り返すのは嫌だなと思いました。まぁ、プロとしてもそうだし・・・。あの時はヴァーリ・トゥードの試合が出来る状態ではなかったという事ですよね。正直、そんな甘くないですよ・・・。

辞退する事をどなたかに相談はしました?
北岡悟:相談は・・・してないですね。自分で「無理だな」って思いました。結構早い段階で。先ず練習が出来ないですから。僕が満足出来るだけの試合に向けての練習が。それをせずに、僕は試合はしたくないんですよね。それは自分自身納得がいかないし、試合っていうのは後々残るモノなので・・・。リングで行う事は僕にとってすごい大事な事なので、いい加減な状態でリングには上がりたくないんですよ・・・。

わかりました。では、そんな北岡選手の欠場を受けて、井上選手の不戦勝と暫定王座獲得が決定しましたけど、それを聞いた時の心境はいかがでした?
北岡悟:あまり良い気持ちはしないですよね。ベルトを(井上選手に)獲らせないって事も目標の一つだった訳で・・・他所にあげないっていうか・・・。まぁ、試合をパスしたって事は、それだけ重い事だったんだってその時気付きましたね。僕もあんまり頭が良くなかったって事ですよ。5月の決定戦で実際に闘って負けた訳ではないですけど、彼(井上選手)の方がタフだって事ですよね。試合が出来るコンディションとか、その流れとかもそうだし。彼に気運が向いてたって事で・・・。彼の方がより王者に近くて、それに近いモノを手に入れたという事ですよね。

5月の横浜文化体育館大会では、井上選手が獲得したその暫定王座の初防衛戦として、井上選手にアライケンジ選手(パンクラス)が挑む試合が行われました。壮絶な打撃戦で倒し倒されという、非常にエキサイティングな試合展開でしたが、会場でご覧になっていてお気持ちはいかがでしたか?
北岡悟:そ〜ですね・・・ハラハラしましたよ。でも、やっぱり複雑な気持ちでした。井上選手と王座決定戦をやりたいって気持ちもあるし、アライに関してはチームは変われど身内みたいなものなので・・・。まぁ、アライはあれくらいはやると思ってましたけどね。アライの打撃は、みんなが思ってる以上に全然攻撃力があるので、(井上選手に)当てて効かすだろうなっていうのは予想通りだったんですけど。でも、これはアライを落とすつもりはないですけど、ランキングで言えばやっぱり下位の選手ですから。ランキングっていうのは、それなりに勝ち星とか鎬を削ってきた中で出来上がってきたものなので。アライはランカーの選手に勝ってランキングに入った訳でもないし。だからちょっと違うかなって思いますね。対戦してきた相手のレベルとかも違うし。まぁ、当然の結果と言えばそうだったと思います。アライは、自分の打撃が当たれば誰にでも勝てると思ってるんでしょうけど、僕はそういうものでもないと思うんですよね。勝負は。逆に組む事が出来れば僕は勝てるのかって言ったら、それは違うと思うし。総合は総合力だと思うし。あと、井上選手はやっぱりタフだなって思いますね。タフな選手ですよ。ちょっと不気味なところもありますよね。

タフという事意外で、井上選手にあらためて何か感じた事はありますか?
北岡悟:ん〜、まぁ、でも・・・そんなに魅力は感じないですね。

それはプロの選手として見た場合でしょうか?
北岡悟:そうですね。アライの方がやっぱり良い選手というか・・・僕がファンだったら、アライの方を好きになりますよ。多分(笑)。僕が求めているチャンピオン像っていうのとは違いますね。だから彼がパンクラスのベルトを巻いたら困るなっていうのは思いますね。自分も、周りも。

アライ選手との激闘を制した後の勝利者インタビューで、北岡選手とあらためて第2代王者決定戦を行う意思があるのか否かという質問に対して、井上選手は「自分も右肩上がりみたいな感じでノッているので、いきなり北岡選手って事だとテンションが上がらない。ある程度誰かに勝ってきてもらいたい」という感じのコメントを出しました。この井上選手の発言に関してはいかがですか?
北岡悟:ん〜、別にあなたが興行をやっている訳ではないからねって(苦笑)。別にそこまで偉くはないだろって思うんですけど。まぁ、言われなくてもって感じです。そんな、すぐに「試合して下さい」っていうのもなかったなので、別に「言われるまでもないよ」って感じですね。・・・まぁ、あまり気持ち良いものではないですよね。彼の発言を聞いていると。それは2月の時からそう思ってますけど。ん〜、そういうのを気にせず、受け流すくらいになりたいなって思いますけどね。・・・まだまだ未熟だなって自分で思います。

では、暫定王座という事ではありますが、今、ウェルター級のベルトは井上選手の腰に巻かれています。そういう状況の中で、北岡選手のベルトに対する意欲というのは、今どういった感じでしょうか?
北岡悟:ん〜、以前とはちょっと違うかも知れないですね。もちろん巻きたいとは思いますけど。でも、これは前から言ってる事なんですが、ベルトを巻いて終わりじゃないし、先の事を見据えたりとか・・・。結局闘いは続いていくので、巻いて終わりじゃないし。ん〜、まぁ、熱が冷めた訳ではないんですけど、今は一呼吸ついてる感じはしますよね。

では、いつまでにベルトを巻きたいというのも今はありませんか?
北岡悟:ん〜、まぁ、そういうのは自分の意志を超越したところがあるという事を知ってしまったので(笑)。それは・・・例えば興行であり、試合というのも自分一人でするものでもないし。相手がいて、リングがあって、そして興行の日程とかもあるし、今は特に色々なプロモーションがあるし。それにコンディションとかもそうだし。そう考えると、なかなか難しい事じゃないですか。ましてや、ベルトは今、一応他所に行ってしまったという事なので・・・。だから、いつでもやれるような準備をしておかなければいけないって事はわかっています。でも、なかなかそうはいかないっていう(苦笑)。要するに・・・まだ自分の力が足りないっていうのは感じてますね。そういう部分で。だから・・・自ずとそういう気運が高まる時がきたなら、その時がやってくるんじゃないかなと。でも、あまり受身でいようとも思ってないですけど。まぁ、こうやって試合をしていく事で、何か流れが生まれていくものなので。試合をしないと何も始まらないっていうのはわかってますよ。だからこそ、井上選手に言われなくても自分で試合をしたいなと思いますし。逆に言うと、7月10日の試合が終わっても、「井上選手、試合をして下さい」って言うつもりもないというか、別に間に何戦挟もうとも変わらないというか。それはより強くなっていくチャンスでしかないと思うし。あとは、今後はランキング1位を守っていく闘いになりますけど、それは1位からチャンピオンになっても変わらない事だし、ずっと続いていく事じゃないですか。まぁ、大変な事ですよね(笑)。だから・・・息継ぎを上手くやっていきたいと思うし、何よりこの状況を楽しみたいっていうのがあるんですよね。より強くなってから挑むも良し。急に突きつけられて勝負するのもまた良しという・・・。在るがままっていう感じで(笑)。




わかりました(笑)。では、7月10日(日)横浜大会での復帰戦についてうかがいます。膝の状態が原因で欠場した5月の横浜大会から2ヶ月が経ちましたが、膝の調子も含めて、現在の体調はいかがですか?
北岡悟:そ〜ですね・・・練習で疲れてますね(苦笑)。

かなりハードに練習を積んでいらっしゃると?
北岡悟:まぁ、一応やってるつもりではいますけど・・・(苦笑)。ん〜、難しいですね・・・練習っていうのは。集中の具合か・・・何か難しいですね。練習の難しさとかを今感じています。

調子の悪いところとかは?
北岡悟:ないです! それは大丈夫です。

当日は万全の体調でいけそうですか?
北岡悟:多分・・・(苦笑)。

では、ファンの皆さんには「心配しないで」と。
北岡悟:そうですね。まぁ、万が一、万が一ですよ、もし負けたとしても、それはケガのせいではないという事ですよね。相手が強くて僕が弱いという事だと思うので。僕が勝ったら、僕が強くて相手が弱いという事ですから。でも、結局は生き物の強さを競うものでもあるので、ケガをしたらケガした奴が悪いんですよね。ホント。それも含めてですから。

対戦相手のトーマス・シュルツ選手ですが、『キング・オブ・ザ・ケージ』でチャンピオンになっている選手です。もう、試合映像はご覧になりました?
北岡悟:はい。

試合映像をご覧になっての印象は?
北岡悟:ん〜、印象は・・・レスラーなのに下からの関節技も出来るみたいな、ちょっと変わった選手で。彼は総合で10勝3敗っていう戦績を残してますけど、その勝っている試合の中の4試合は、開始早々に勝ってるんですよね。サブミッションで。バックに回ってスリーパー、下からの十字、下からの三角(絞め)で。4つとも一本勝ちなんですけど。まぁ、相手が弱いようにも見えるし、逆に彼の動きが良いようにも見えるし。でもまぁ、弱くはないですよね。正直、僕はこの選手の名前を知らなかったですから。僕が知らないぐらいだから(笑)、相当無名だと思いますけど、でもチャンピオンにもなっている訳で。『U.F.C.』(※大石選手のセコンドで行った『U.F.C.53』)に行って思ったんですけど、アメリカの総合格闘技の底辺ってやっぱりすごい広いし、層も厚いし、ボクシングとレスリングがしっかり根付いている国だから、普通にレベルは高いですよね。

プロフィールを見ると、得意技のところにチョークと腕十字が書いてあって、格闘技歴はサブミッションレスリングとなっています。寝技を得意にしている選手だと思いますが、今回はどの辺に特に気を付けようと思っていますか?
北岡悟:まぁ、バックを取られないように注意したいなと思いますけど(苦笑)。あと、下にならないようにっていう。基本的な事ですよね。

これほどまでに寝技色の強い選手との対戦は、昨年7月・後楽園ホール大会でのvsカート・ペリグリーノ(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)戦以来になると思いますが、その点についてはいかがですか?
北岡悟:いや、ペリグリーノは、今『PRIDE』のリングでもそこそこ活躍しているマーカス・アウレリオ(アメリカン・トップ・チーム)っていう選手にグラップリングで勝っている選手だったので、「ドンと挑め」みたいな(笑)感じのノリだったんですけど、今回はそこまではなくて、誰に勝ったとかが別にある訳でもないので。まぁ、あるとしたらタイトルぐらいなので、ちょっと不気味ではありますね。はい(苦笑)。あとは・・・純粋に寝技のレベルの高い、本当に強い選手と僕もやっているので。まぁ、やってるからどうだっていうのもありますけど・・・(苦笑)。でも、僕もプロで20何戦もやってきて、まだ一本を取られた事がないですからね。だから、万が一取られたらショックだと思いますけど(苦笑)。みんなショックだと思いますよね。衝撃のシーンになるのではないかなと(笑)。でも、レスリングだけだったらヒース・シムズ(チーム・クエスト)の方が絶対強いと思うし、寝技だったら長谷川秀彦とかペリグリーノとかの方が強いんじゃないかって思うし。それに僕はデカい奴ともやってきたし。そういう色んな経験を積んでるからこそ挑めるというのもあるので、そういう積み上げてきたもので勝負するというか。最近、自分はパンクラスのリングで強くなってきたんだなって思うんですよね。パンクラスのリングで強くしてもらったし、パンクラスのリングで闘ってきた肥やしというか、それをぶつける、それでぶつかるというか。そこは自信をもって良いところだと思うので。活かしたいですね。今までの経験を。

ちょっと北岡選手個人の話ではなくなってしまいますが、パンクラスで育った生粋のパンクラシスト、近藤有己選手や大石幸史選手、そして前田吉朗選手が、他団体のリングで勝てないという事が最近続きました。そういう状況の中で、7月10日の横浜大会では、高橋義生選手や佐藤光留選手と一緒に、北岡選手も外からの選手をホームリングで迎え撃つ事になりますけど、その点に関してはいかがですか?
北岡悟:まぁ、3月(横浜大会)はismの選手は僕一人だったので。高橋さんに関しては、今は一緒に練習をしていないので何とも言えないんですけど、佐藤さんと自分が勝てば、純粋なパンクラスのファンの人たちは気持ち良く帰れるんじゃないかと思いますよね。そういう事は思ってますね。逆にそうじゃないとダメだとも思ってるし。で、佐藤さんと自分の試合の色は全然違うじゃないですか。それぞれがそれぞれの役目を果たしていると思うので、ホント佐藤さんには頑張って欲しいと思いますし。僕は僕でその佐藤さんに負けないように。やっぱり自分にしか出来ない事があると思うんですよね。5月のアライの試合はすごく良い試合だったんですけど、僕にはああいう試合は出来ないかも知れないけど、でも僕なりの良い試合っていうのがあると思うので。僕にしか出来ない事をしっかりやりたいと思いますね。

今の発言と一緒になってしまうかも知れませんが、今回のvsトーマス・シュルツ戦で、北岡選手が一番大切にしたい事ってどんな事でしょうか?
北岡悟:そうですね・・・良いコンディションで上がって、しっかり勝つという事ですね。7月10日までにちゃんと自分を仕上げて。それは身体だけじゃなくて心とか・・・気持ち。気持ちを特にしっかり仕上げてリングに上がって、気持ち良く試合をして気持ち良く勝つという。爽やかに勝ちたいなと思います。ドロッとじゃなくて(苦笑)。ドロッとが多いので。比較的(苦笑)。でも、あんまり気取ってもしょうがないなとは思ってますけどね。まぁ、遮二無二でも勝ちますよ。そのつもりはあります。でも、理想は爽やかに。まぁ、基本的にはジメッとした部分も性格にあるので、そっち、地が出ちゃうかなとも思いますけど・・・。まぁ、どうしても僕にはパンクラスの名前が付いて回るので。それはこれからもずっとそうだと思いますよね。仮に僕がパンクラスを離れたとしても、僕は元パンクラスってなるぐらい、しっかりパンクラスの色が付いたと思うので。離れるっていうのは一切ないんですけどね(笑)。あの〜、僕が現在形のパンクラスの一つである事は間違いないので、その責任というか、それを楽しみたいというか。まぁ、嬉しい事ですよね。そういう何か拘りを持ってやれてるという事は。




では、またちょっと北岡選手の事ではなくなってしまいますが、この話題は北岡選手にうかがいたいと思います。大石選手が先月頭に出場した『U.F.C.』についてですけど、本場アメリカのオクタゴンに大石選手のセコンドとして立ち、会場の雰囲気を肌で感じ、目の前で試合をご覧になりました。本場の『U.F.C.』を北岡選手はどのようにご覧になったのでしょうか?
北岡悟:やっぱりまぁ、厳しい闘いが行われている所だなって思いましたね。熱気とか、独特の雰囲気ですよね、ホント。やっぱり熱気が凄いですよ。日本にもクオリティーの高いイベントって色々ありますけど、あの熱気は凄いなって思いますよね。金網だからっていうんじゃなくて、やっぱりアメリカっていう土地柄だと思いますけど。レベルもやっぱり高いです。日本のリングで行われているものもレベルは高いと思いますけど、やっぱりボクシングとかレスリングとかを高いレベルでやってきていると思いますし、『U.F.C.』ならではのスタイルというか、そういうのもしっかりあるし。・・・恐ろしい事ですよ。はい。

その凄い熱気に包まれて、独特の雰囲気の中で行われた大石選手とニック・ディアズ選手(シーザ・グレイシー・アカデミー)の試合ですが、北岡選手はどのようにご覧になりました?
北岡悟:まぁ、大石ですら勝てないというか・・・。のまれたとは言わないですけど、大きな渦にはある種のまれたというか・・・。結果を出せなかったというか。単純にニック・ディアズが強いというのもありますけど、それだけじゃない・・・。でも、大石だからこそ得たモノとかがあると思うので。ホント厳しい試合だったなって思いますね。すごい悔しかったですよ。僕も。あの〜、近藤さんが『PRIDE』で負けた時よりも悔しかったです(苦笑)。まぁ、もう一回、もう一回行きたいですよね。セコンドで良いので(苦笑)。

エッ!?・・・(苦笑)。ご自分が出たい、オクタゴンに入りたいという意欲は?
北岡悟:ん〜、いつか入りたいですけど、別にすぐにとは思わないですね。もし、パンクラスの誰かにチャンスがきて、「誰か出る?」って事になったら、やっぱり大石に「行ってくれ」って思いますね。それは別に変な意味じゃなくて・・・。そこはやっぱり大石が生んでしまった因縁みたいなものがあると思うので、大石にすっきりさせてあげたいなって。だから協力はしたいと思ってます。

わかりました。では、これで最後です。今回の北岡選手の試合を楽しみにしている皆さん、そして北岡選手を応援しているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
北岡悟:ん〜、まだまだ僕の闘いは続きますから。今回が出直しっていうほどの意味は僕の中にはないんですけど、3月のvs長谷川戦から僕の中では続いている事なので。ファンの皆さんの中には、僕と井上克也の試合を観たいと思ってくれている人もいると思いますので、それに繋がる試合をやりたいと思ってます。5月に欠場した事は遠回りじゃなくて、僕は僕なりに納得してこの道を歩んでいるので、これが近道とは言わないですけど、自信を持ってこの道を歩いていきたいなと思ってます。その僕の歩む様を観て下さい。

北岡悟選手database