photo



さて、いよいよ9/29(日)横浜文化体育館大会でのVS石川英司(パンクラスGRABAKA)戦に関してです。7月の佐藤光芳選手に続きGRABAKA勢との対戦になりましたが、現在の心境はいかがですか?
KEI山宮:ん〜、変な言い方なんですけど、石川選手はメチャクチャ根性があるんじゃないかと思うんですよ。ド根性系ですよね。

対戦相手の打撃に対してめげないし、ひるまないですよね?
KEI山宮:そうですね。いや、もう、昔から警戒してた選手なんで。あっ、この人強くなるんじゃないかなとか。まぁ、今は練習の段階なんでいろいろ考えてますけど、試合の時はまたホント何も考えずにいきますよ。

闘い方のタイプしては佐藤光芳選手と同じタイプだと思いますけど。
KEI山宮:ただ、佐藤選手のレスリングというのは、ホントにもうテクニック、技術がすごいレスリングなんですよ。いわゆるレスリングの実績という点では佐藤選手なんでしょうけど、石川選手のレスリングというのは、下手するとGRABAKAで一番根性があると思うので。まぁ、皆さんすごいんですけどね。その中でも石川選手は、ハングリー精神というか、そういう根性レスリングですからね。そっちの方が闘いにくいかもしれませんね。特に僕みたいに心の弱い人間には(笑)。

山宮選手は、郷野、佐々木の両選手に敗退してますので、やっぱり借りは返したいだろうなと私は勝手に思ってるんですけど、そう考えるとここでは絶対勝たなきゃいけないと思うんですよね。そのへんに関しては考えますか?
KEI山宮:そうでうすね、考えますね。佐藤選手に勝って、石川選手にも勝てば、次はその(郷野・佐々木)どちらかとだろうっていう気持ちではいるんで。まぁ、今、パンクラスの中では、菊田選手だったり、近藤さんだったり美濃輪だったりが、何ていうか、主流というか本流じゃないですか?僕の頭の中では勝手にもう、側道でストーリーを作ってますからね(笑)。「外伝」みたいな感じで(笑)。リベンジロードで。

そのリベンジロードを成し得た後には、ライトヘビー級のベルトも見えてくるんじゃないかと思うんですけど、そのことに関してはどうですか?ベルトは意識してますか?
KEI山宮:今は全然してないですね。今はしてないんですけど・・・。ん〜、ぶっちゃけて言うと、一度あのベルトを腰にまいてますけど、あの時の感触をもう全く憶えてないんですよね。結局まいたのもあのリングの上で一回きりだし。で、その後ケガしてすぐに返上したんで。自分がチャンピオンだったという意識はあまりなかったんですけど、でも、何らかの形で必ず初代ライトヘビー級王者って出るじゃないですか。そういうのを見て、ベルトをまいたっていう事実は大きいんだなっていうのを後々実感している状態なんで。やっぱり、今意識はしてないけど、見えるところにきたら多分また気持ちが湧いてくるんじゃないですかね。

山宮選手の次、第2代王者で、現王者の菊田選手に対しての対戦意欲はありますか?これまでまだ対戦してませんが?
KEI山宮:闘ってみたいという気持ちはありますけど、その前に他にも(闘ってみたいと思う選手が)まだいるので。そっちが先ですね。

その先という選手が、郷野選手であり、佐々木選手ですか?
KEI山宮:いや、やっぱり郷野選手ですね。一番闘いたいのは。あのモヤモヤした状態で終わって、ああいう心境の中でマイクアピールをくらって。多分あの瞬間は、世界中の全格闘家の中で一番かわいそうな格闘家だったんじゃないかと(笑)。あの日の僕は(笑)。そういうのがあるんで、とにかくスッキリとした試合がしたいですね。

山宮選手の今後の目標や展望を教えて下さい。
KEI山宮:まずはGRABAKAの選手に勝っていって、郷野選手に辿り着く。今のモチベーションはもうそれしかないんで。その後は、それが終わった時点で考えます。

他団体への出場に関してはどうですか?
KEI山宮:以前はすごく出たかったんですけどね。PRIDEとかUFCとか。昔は。でも今はそれよりもパンクラスの中でパンクラスを盛り上げたいっていう気持ちが大きいんですよね。ん〜、何でしょう。外も良いんですけど、今は中っていう感じですね。現状のように外に選手がいっぱい出るんであれば、なおさら今は中っていう感じですね。

では、最後に山宮選手の試合を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さんへメッセージを。
KEI山宮:スッキリできるような試合になるよう頑張りますと。それだけですね。


>>> N E X T >>> B A C K