3月6日(日)横浜文化体育館大会での【GRABAKA vs BLAZILIAN 3vs3】の先鋒戦で、シュート・ボクセ・アカデミーのニルソン・デ・カストロ選手との対戦が決まっている山宮選手。今回の対戦は、2003年6月(ディファ有明)の初対戦から、約1年8ヶ月を経ての再戦となりますが、そのvsカストロ戦のお話の前に、先ずは昨年11月・後楽園ホール大会でのvsグスタボ・シム(グレイシー・バッハ・コンバット・チーム)戦について少し振り返っていただきたいと思います。一昨年の12月にGRABAKAへ移籍して、“世界標準”になるべく練習を積み重ねて来た山宮選手ですが、その1年間の成果を持って臨んだvsシム戦について、今、思うことはどんなことでしょうか?
山宮恵一郎:いや、もう、何もないです。はい。終わったことなので。な〜んもないです(笑)。はい。

・・・(苦笑)。では、そのvsシム戦が終わってからこれまでの3ヶ月を、山宮選手はどのように過ごして来たのでしょう? お正月とかもありましたけど。
山宮恵一郎:そ〜ですね・・・別に正月とかはあまり関係なくて、ケガ(※vsシム戦での負傷)が治ったらいつも通りに練習を再開して。今回のvsカストロ戦のオファーが結構早くきたので、休みとか何も考えずに練習してましたね。

今年の闘い始めとなる今回のvsカストロ戦ですが、先日、山宮選手、三崎和雄選手、佐々木有生選手の3人で公開練習を行って、その時にいろいろお話ししていただいてますので、このインタビューではその時の内容と被らないところで4つほどご質問します。先ずは、カストロ選手との再戦が決まったことを聞いた時の心境っていかがでした?
山宮恵一郎:え〜、「やりますか?」って聞かれたので、「やります」と答えました。はい。

リベンジのチャンス到来ということで、気持ち的には嬉しかったですか?
山宮恵一郎:ん〜、嬉しかったっていうのとは少し違うかも知れないですけど・・・。何て言うか、あの試合が色んな意味できっかけだったので。もう1年半以上が経ってるんですけど、どれだけ差が縮まったのか?越えることが出来たのか?って。

前回のvsカストロ戦は大きかった?
山宮恵一郎:そうですね。はい。デカ過ぎです。

先日の公開練習で、今回のvsカストロ戦での山宮選手のテーマは「呪怨」とおっしゃってましたけど、そのことについてもう少し詳しくお話ししていただけますか?
山宮恵一郎:あの日、ジムに向かう前に見ていたテレビでたまたまCMをやっていて、「これだッ!」って思っただけで(苦笑)。・・・以上です。

非常におどろおどろしいテーマではあると思いますけど。
山宮恵一郎:そうですね・・・まぁ、再戦ですから。再戦で、尚且つ色んなことを考えるきっかけになったという意味で、大きなリベンジ戦だと思いますけど・・・。まぁ、「呪怨」とは言いましたけど、実際のところは意外と感謝の気持ちもありますからね。この再戦を受けてくれて、正直感謝もしているし。

そういうカストロ選手に何かメッセージを発信するとすれば、どんなことになりますか?
山宮恵一郎:ん〜、ないですね。相手に対してのメッセージはないです。

わかりました。では、これで最後です。今回の山宮選手の試合を楽しみにしている皆さん、そして山宮選手を応援しているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
山宮恵一郎:ん〜、ないですね・・・。これもないです。・・・いや、GRABAKAの応援をお願いしますってことで。以上です。はい。

ホントに以上ですか?
山宮恵一郎:はい。今回は“黙して語らず”がテーマなんで(笑)。



現在発売中の以下の2誌に山宮選手が登場しています。是非こちらもご覧下さい。
■ 『格闘技通信 2005年3月23日号 No.369』(株式会社ベースボールマガジン社)
 31ページ〜:山宮恵一郎選手、郷野聡寛選手、佐々木有生選手の3者対談。
■ 『ゴング格闘技 2005年4月号 No.156』(株式会社日本スポーツ出版社)
 79ページ〜:山宮恵一郎選手、佐々木有生選手の対談。

山宮恵一郎選手database