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PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6月7日(日) ディファ有明大会
  • update:6.02
  • PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6.07ディファ有明大会
  • 砂辺光久選手公開練習

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  • 砂辺光久選手公開練習
  • 日時:6月1日(月)18:00〜
  • 場所:埼玉・イサミレッスル武闘館
セミファイナル 初代フライ級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
ランキング1位
砂辺光久
(フリー)
砂辺光久 vs 江泉卓哉
ランキング2位
江泉卓哉
(総合格闘技道場武門會)
ついに砂辺×江泉によるフライ級タイトルマッチが決定! 初代王者に輝くのは、パイオニアとしてパンクラス最軽量級を牽引してきた沖縄のスピードスター・砂辺か? フライ級とは思えない程の豪腕でKOの山を量産するハードパンチャー・江泉か?
一瞬たりとも目が離せない、KO・一本決着必至のフライ級タイトルマッチ!
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試合一週間前となりましたが、体調のほうはいかがでしょうか?
砂辺光久:体調はバッチリです。早く試合がしたいですね。
今日はなぜパンクラス初期ルールでスパーリングをされたんですか?
砂辺光久:来る電車の中で、尾崎(允実)さんの本を読んでたんです。初期ルールには、パンクラスを作ってきた方々の思いが詰まってると思うんですよね。流れ的に「グローブをつけて、エスケープ無しで」という形になってしまったんですけど、あの時代にあのルールで試合をするっていうのは、やっぱり斬新だったじゃないですか。それでふと自分が憧れていた頃に立ち返ってやってみたいなと思って、初期ルールでスパーリングをしました。すごく新鮮でしたね。
あの影武者の方は……。
砂辺光久:彼はわざわざメキシコから呼びました。
尾崎魔弓:元チャンピオンでしょ(笑)?
砂辺光久:そう、元チャンピオンです。
尾崎魔弓さんからは“オザキック"を伝授してもらっていましたが、今回の試合は蹴り技でいく?
砂辺光久:今までの自分の試合を振り返ると、決定打に欠けてるなと思ったんですよ。相手は右フックっていう最高の武器を持ってるんで、自分もそれ以上のものを手に入れようと思って、尾崎さんの必殺技を伝授して頂きました。
“オザキック"は今初めてトライされたんですか?
砂辺光久:自分なりに考えて、一度だけプロレスでやったことはあります。
直接伝授されてみていかがですか?
砂辺光久:奥深いです。当たり所が違うと、パンチや蹴りと一緒で効かないものだと思うので、しっかりアゴを目掛けてやらないとダメですね。これがヒットすれば、必ず相手は倒れると思います。
尾崎さんから見て、砂辺さんの“オザキック"に点数をつけるとすれば何点ですか?
尾崎魔弓:今の!? 点数はそんなに高くはないですけど(笑)、これで本番勝てれば100点満点ですね。一回でもいいんで出してほしいです。まぁそんな余裕ないと思いますけどね(笑)。
砂辺光久:……言ってくれるじゃないですか(笑)。あと一週間きっちり練習します。
今まで他の方に技を伝授されたことはあるんですか?
尾崎魔弓:ないです。勝手に使われたりとか、対戦相手がわざと嫌がらせで私の技を使ったりとかはあるんですけど、伝授したのは初めてですね。
砂辺光久:……光栄です。
リラックスされている印象を受けるのですが、タイトルマッチだからと言って気負いやプレッシャー等は感じていない?
砂辺光久:それは試合直前だけ感じればいいと思ってます。意識しなくても意識してしまうものじゃないですか。でもこうやって尾崎さんや周りの人達に支えてもらっているおかげで、リラックスしながら練習が出来ています。
対戦相手の江泉卓哉選手は「打撃だけじゃないところを見せたい」と言っていましたが。
砂辺光久:自分は一般の格闘家じゃないっていう部分を見せたいと思います。プロレスラーの血を受け継いでいるつもりなので。
王者になった場合、パンクラスだけでなく他団体も視野に入れていますか?
砂辺光久:望まれればって感じですね。でも自分は「パンクラスのベルトを踏み台にしてどこかの団体に」っていうことは、これっぽっちも考えてないです。あくまでも自分の主戦場はパンクラスなので。
尾崎さんは、プロレスラー・砂辺光久をどのように見ていますか?
尾崎魔弓:バネがあるんで、すごくいいプロレスラーになれると思うんですけど、プロレスラーにしたら体が細すぎるかなって。でも総合をやるんだったら今の体がベストですからね。プロレスに専念すれば、絶対に化ける素質を持っていると思います。だから本当は両方やってもらいたいんですけど、今すぐには無理だと思うので、本人にもうちょっと余裕が出来たらやってもらいたいですね。
砂辺選手は今の言葉を受けて、いかがですか?
砂辺光久:はい!もちろんです。6月3日にOZアカデミーの興行があって、そこで尾崎さんもベルトに挑戦されるんですよ。その試合は自分がセコンドに付かせてもらうんで、プロレスの師匠である尾崎さんの姿を見て、それを7日に活かせるようにしたいなと。
6月7日大会には尾崎さんはいらっしゃるんですか?
尾崎魔弓:はい、行きます。
セコンドには?
尾崎魔弓:……あはは(笑)!!何していいか分かんないですよ。遠ーくからヤジ飛ばしてます(笑)。
砂辺光久:敵か味方か分からない……。でも尾崎さんの声ってすごく通るんですよ。パンクラスの時もシュートボクシングの時も、尾崎さんの声が聞こえてすごく心強かったです。
尾崎魔弓:黙って見てようと思っても、興奮して声が出ちゃうんだよね(笑)。この間、一人で応援に行ったんですけど、我慢できなくて「ミッチー!!」って叫んじゃいました(笑)。
初のタイトルマッチとなりますが、どのような試合にしたいですか?
砂辺光久:今回は初心に返ります。今までベテランぶってた部分があったので、相手がデビュー1年目か何かは知らないですけど、今回のベルトは奪い取るものだと思って挑みます。終始攻めの姿勢で、掴み取りたいですね。
尾崎魔弓:私は(6月3日に)ベルトを取ってプレッシャーを与えます(笑)。
砂辺光久:……与えられます。