大会前interview
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ネオブラッド・トーナメント バンタム級決勝戦 5分2ラウンド
江泉卓哉
(総合格闘技道場武門會)
江泉卓哉 vs 廣瀬勲 廣瀬勲
(ストライプル)
1月後楽園大会のパンクラスゲートでは、終始廣瀬が押していたが一瞬の隙を突いて江泉がKO勝利を収めている。そして今回“ネオブラ バンタム級優勝"の肩書きを賭け、一回戦で優勝候補の平安・川名を破った両者がプロのリングで再び激突する。
現在のコンディションはいかがですか?
廣瀬勲:前回の試合から大分時間が経ったので、いい感じです。

ネオブラ一回戦の川名蘭輝選手との試合を振り返ってみていかがですか?
廣瀬勲:めちゃくちゃ緊張しすぎてて、何も覚えてないです(汗)。

優勝候補の川名選手相手に見事一本勝ちをされて、自信に繋がったんじゃないですか?
廣瀬勲:そうですね…。でも「勝っちゃってよかったのかな?」っていう気持ちのほうが強かったんですよね。だから試合後は戸惑ってしまいました(笑)。

準決勝でのパンチィー山内選手との試合はいかがでしたか?
廣瀬勲:遠征という事自体が初めてだったので、慣れない事ばかりでした。すごく緊張してしまって前日はなかなか寝付けなかったです(苦笑)。でも会場がすごく盛り上がってて雰囲気がよかったので、いいモチベーションで試合に挑めました。

パンチィー戦では、スタンドでのパンチを多く打たれてましたよね?
廣瀬勲:そうですね。でもあんまり得意ではないんですよ。あの時は、ちょっとムキになってしまって…(汗)。

どういう部分に対してですか?
廣瀬勲:打撃では来ないのかなって思ってたんですけど、遠間からずっとローを狙われてて、それでちょっと…若干イラッときちゃった感じです(笑)。

川名選手・パンチィー選手は廣瀬選手より身長が高くリーチが長い選手でしたが、やり辛さは感じましたか?
廣瀬勲:僕は身長が小さいほうなので、試合の時は大体自分より大きい人との対戦になるんですよ。だから慣れてはいるんですけど、やっぱりやり辛さはありますね。

そういう選手を相手に、どういう対策で挑んだ試合だったんですか?
廣瀬勲:僕の場合はいつも通りっていうのが対策です。

いつも通りというと?
廣瀬勲:普段練習している事を、試合で全て出すという事ですね。

決勝で対戦する江泉卓哉選手は打撃の得意な選手ですが。
廣瀬勲:打撃と下からの十字が恐いですね。前回の対戦では一発のパンチでKOされてしまったんで、打撃には特に気をつけようと思っています。

1月のゲート戦はKO負けという結果になってしまいましたが、序盤は廣瀬選手が押していたように感じました。
廣瀬勲:そう、いや………負けは負けなんで。

江泉選手とは今回が3回目の対戦となりますが、どのような試合にしたいですか?
廣瀬勲:最後に後悔しない試合をしたいです。あとは楽しんでもらえるような、恥ずかしくない試合をしたいですね。

理想のフィニッシュは何か考えていますか?
廣瀬勲:前回KOで負けてしまったので、やっぱりKOで勝ちたいです!

今後プロとして試合をしていく上で、何か心掛けている事はありますか?
廣瀬勲:僕の試合を見て、次の試合も見に行きたいと思ってもらえるような、お客さんの心に残る試合を心掛けて戦っていきたいですね。

見に行きたいと思ってもらえる試合というのは?
廣瀬勲:やっぱり一本かKOで勝利して、お客さんにスカッした気持ちで帰ってもらえたら最高ですね。

では最後に江泉選手に向けてメッセージをお願いします。
廣瀬勲:江泉選手に向けて!?…三度目なんで、お互い悔いが残らない試合をしましょう!…で、もし次やる事があればフライ級でやりましょう!!